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『マイファミリー』ラスト15分、圧巻の大どんでん返し! 信頼の「日曜劇場の賀来賢人」

『マイファミリー』ラスト15分、圧巻の大どんでん返し! 信頼の「日曜劇場の賀来賢人」の画像
賀来賢人演じる三輪碧(TBS公式サイトより)

 二宮和也主演のTBS日曜劇場『マイファミリー』の第2話が4月17日に放送され、視聴率は第1話を上回る12.8%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と好調を記録した。

 娘を誘拐された温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)の鳴沢夫婦。警察に連絡するなという犯人の意向に背き、身代金の受け渡しの過程で警察が関与していることがばれてしまい、鳴沢夫婦が警察を排除することを決めた前回。今回もラスト15分で物語は大きく動き、温人と未知留の大学時代の友人で弁護士の三輪(賀来賢人)が大どんでん返しを起こした。筆者も「こうきたか~!」と思わず叫んでしまったぐらい小気味の良さだった。

 温人と未知留は、ネットニュースの生配信で娘・友果(大島美優)が誘拐されたと公表。犯人からは改めて警察の完全排除を取引条件とすると通告される。刑事の葛城(玉木宏)たちは捜査を続けようとするが、温人は強い口調で拒絶。それでも警察は鳴沢家の近くの家を拠点に、監視を続ける。警察を排除したい鳴沢夫婦は、大学時代の友人である三輪と東堂(浜田岳)に協力を依頼。元警察官の東堂は快諾するが、三輪は首を縦に振らない。それどころか、温人の頼みを断った後にやってきた葛城の協力要請に応じる。三輪は未知留が警察に協力するよう説得し、未知留は葛城の提案に従って女性警察官を「PTAの友だち」と偽って鳴沢家に迎え入れるのだが……。

 しかし、それはすべて三輪の作戦。鳴沢夫妻に協力していた三輪は、未知留とともに警察に取り込まれたフリをしていたのだ。このやり取りを犯人の目に見えるかたちで警察の排除に成功し、犯人との交渉は翌日から再開されることになった。

 三輪が警察に協力し、未知留を説得したかと思うと、これがすべて作戦だったという終盤15分の大どんでん返し。鳴沢夫妻、東堂、三輪で警察を出し抜く展開に、視聴者からは「胸熱展開!!」「三輪かっこよすぎだろ!」「三輪と東堂……お願いだから裏切らないで」などの声が続出。第2話を見た視聴者からは、特に三輪に注目する声が殺到した。頭のキレる弁護士で、学生時代に未知留と交際していたり、温人のビジネスパートナーである立脇香菜子(高橋メアリージュン)とも過去に面識があったりと、主要な女性登場人物ともかかわりがあり、さらに娘がいるようだが複雑な事情を抱えていると推察されるなど、今後さまざまな展開が期待される要素たっぷりの三輪。温人とは未知留をめぐって恋のライバルだったせいか、当初は険悪な雰囲気だったが、温人の娘を思う気持ちに心を動かされ、警察の排除に手を貸すことになる。「クライアントとして接するだけだ。報酬はキッチリ貰う」などの三輪の“ツンデレ”っぷりはSNS上でも話題になっていた。

 三輪を演じる賀来賢人は、『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に続いて3年連続で日曜劇場ドラマに出演。過去2作品とも、大事な場面で主人公を助ける重要なポジションの役だった。「MERの音羽先生といい、弁護士の三輪といい、半沢のときといい、日曜劇場の賀来賢人はハズレがない!!!」「MERに続き、またしても賀来賢人が推しになりそう」との声もあり、今回も賀来の役回りを期待する視聴者は多いようだ。

 第3話以降もまだまだ息の詰まるような展開が待っていそうだが、賀来賢人目当ての視聴者もますます増えていることだろう。

■番組情報
日曜ドラマ『マイファミリー』
TBS系毎週日曜21時~
出演:二宮和也、多部未華子、賀来賢人、高橋メアリージュン、迫田孝也、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、山田キヌヲ、渡辺邦斗、藤間爽子、松本幸四郎、富澤たけし(サンドウィッチマン)、大友康平、神野三鈴、大島美優、濱田岳、玉木宏
脚本:黒岩勉
主題歌:Uru「それを愛と呼ぶなら」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:大間々昂
プロデューサー:飯田和孝、渡辺良介(大映テレビ)
スーパーバイジングプロデューサー:那須田淳
協力プロデューサー:大形美佑葵
演出:平野俊一、田中健太、宮崎陽平、富田和成
製作著作:TBS
公式サイト:tbs.co.jp/myfamily

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2022/05/27 02:02
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