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二宮和也、『マイファミリー』で演じるのはどんな人物? スポット動画から推察

二宮和也、『マイファミリー』で演じるのはどんな人物? スポット動画から推察の画像
ドラマ公式サイトより

 4月10日の21時、TBS日曜劇場『マイファミリー』の第1話がいよいよ放送される。主人公・鳴沢温人を演じる二宮和也は、嵐の活動休止以降、初の連続ドラマ主演となる。芸能生活でも私生活においても新たなステージに入った二宮だが、その変化は演技にも表れているようだ。

 二宮といえば、ジャニーズ事務所屈指の演技派として知られる。嵐としてデビューするより前から数々のドラマや映画に出演、2006年の『硫黄島からの手紙』ではジャニーズ初のハリウッドデビューを果たし、着実に俳優としてのキャリアを形成。そして2016年には、『母と暮らせば』(山田洋二監督)で第39回日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞に輝いた。

 これまでさまざまな役どころを演じてきたが、世間に広くイメージされるところは、冷静・知性的な役柄ではないだろうか。ちょうど4年前の日曜劇場『ブラックペアン』がその最たる例で、周囲と衝突しながらも外科医としての確固たる信念を貫く孤高の天才医師を演じた。人間が抱える複雑な心情を、セリフを使わずとも表現する演技力は国内屈指だろう。

 TBSの公式YouTubeチャンネルには3月28日、『マイファミリー』のロングSPOT映像が公開されているが、ここから二宮演じる鳴沢温人がどんなキャラクターかが窺える。ゲーム会社社長として時代の寵児としてもてはやされるゆえの自尊心の高さと驕り。それが娘の誘拐事件をきっかけに一変、温人は身代金を集めるために奔走し、犯人に対して電話越しに土下座して娘の無事を懇願し、マスコミに向けて何物にも代えがたい存在が娘であることを伝える。概要を紹介する動画でありながら、主人公の心の変化と娘への愛情がひしひしと感じられた。

 私生活では2021年に第1子となる女児が誕生した二宮。その際には、父として家庭を支え、仕事もこれまで以上に精進する旨のコメントを寄せている。過去にも『天国で君に逢えたら』(2009年)で父親役を経験しているが、今回の役柄には、自身が父として日々を送るなかで得た心境や感情も投影されているのかもしれない。4月10日放送の第1話では誘拐事件というスリリングな展開にハラハラしつつ、二宮が演じる”父親”を通して、その演技の深みもぜひ体感したい。

■番組情報
日曜ドラマ『マイファミリー』
TBS系毎週日曜21時~
出演:二宮和也、多部未華子、賀来賢人、高橋メアリージュン、迫田孝也、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、山田キヌヲ、渡辺邦斗、藤間爽子、松本幸四郎、富澤たけし(サンドウィッチマン)、大友康平、神野三鈴、大島美優、濱田岳、玉木宏
脚本:黒岩勉
主題歌:Uru「それを愛と呼ぶなら」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:大間々昂
プロデューサー:飯田和孝、渡辺良介(大映テレビ)
スーパーバイジングプロデューサー:那須田淳
協力プロデューサー:大形美佑葵
演出:平野俊一、田中健太、宮崎陽平、富田和成
製作著作:TBS
公式サイト:tbs.co.jp/myfamily

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2022/05/17 15:02
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