『真犯人フラグ』を想起させる? 二宮和也『マイファミリー』放送前から“黒幕”探しする人も
#マイファミリー
4月10日21時に第1話が放送されるTBS日曜劇場『マイファミリー』が早くも注目を集めている。夫婦が娘の誘拐事件に立ち向かう「ノンストップファミリーエンターテインメント」で、二宮和也と多部未華子の15年ぶりの共演などでも話題を呼んでいるが、他にも注目されているポイントがある。2021年~2022年にかけて放送された『真犯人フラグ』(日本テレビ系)との共通点を指摘する声が上がっているのだ。
『マイファミリー』は、時代の寵児と持て囃されているゲーム会社の社長・鳴沢温人(二宮和也)と、その妻で、SNSのフォロワー数が1万人オーバーという未知留(多部未華子)のひとり娘である友果(大島美優)が誘拐されるところから始まる。しかし、公式サイトで「愛娘を取り返す唯一の方法は、警察を排除し、妻と力を合わせて誘拐犯と戦っていくこと」と説明されており、通報を受けて駆けつけた神奈川県警の力を借りずに、鳴沢夫婦だけで動かざるを得ない状況になるようだ。
物語のカギを握りそうなのが、夫婦を取り巻く顔ぶれ。鳴沢夫婦の大学時代の親友役には賀来賢人と濱田岳、温人のビジネスパートナー役には高橋メアリージュン、誘拐事件を捜査する警察官には玉木宏や富澤たけし(サンドウィッチマン)、温人の知人で、日本を代表するネットワーク企業のCOO役には松本幸四郎と、実力と話題を兼ね備えた俳優陣が揃っており、彼らがストーリーをどのように左右していくのか気になるところ。放送前から話題になるのもうなずける。
その一方で、3月に放送を終了した『真犯人フラグ』を想起するという声もあるようだ。『真犯人フラグ』は、ある日突然、妻と子どもたちが失踪してしまうところから話が始まり、主人公は仲間の協力を得ながら妻子の捜索に乗り出すが、警察の協力を得るために世間に注目されるよう週刊誌に記事を出してもらったものの、あるきっかけから”疑惑の夫”として世間から疑いの目を向けられる……という話だ。二転三転する展開、張り巡らされた伏線などが世間の注目を集め、最終回の世帯平均視聴率は12.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。「家族が行方不明(失踪・誘拐)」「世間の注目を集める」「周辺関係者が協力者であり物語のキーパーソン」「家族の絆」といった設定の共通点が、ミステリードラマ好きの探求心を刺激しているようで、SNS上には「まだ放送前だが、役の設定だけだと濱田岳くんの役が限りなく怪しいよなあ」「真犯人フラグ見てたばかりだから マイファミリーのポスターも伏線探しちゃうなぁ」といった投稿が続いている。
もっともミステリーの題材において「誘拐」は定番であり、子どもが誘拐される作品にも、数々の名作が存在する。『マイファミリー』は一体どのような誘拐ドラマとなるのか。強く打ち出されている「家族の絆」がどのように効いてくるのか、注目だ。
■番組情報
日曜ドラマ『マイファミリー』
TBS系毎週日曜21時~
出演:二宮和也、多部未華子、賀来賢人、高橋メアリージュン、迫田孝也、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、山田キヌヲ、渡辺邦斗、藤間爽子、松本幸四郎、富澤たけし(サンドウィッチマン)、大友康平、神野三鈴、大島美優、濱田岳、玉木宏
脚本:黒岩勉
主題歌:Uru「それを愛と呼ぶなら」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:大間々昂
プロデューサー:飯田和孝、渡辺良介(大映テレビ)
スーパーバイジングプロデューサー:那須田淳
協力プロデューサー:大形美佑葵
演出:平野俊一、田中健太、宮崎陽平、富田和成
製作著作:TBS
公式サイト:tbs.co.jp/myfamily
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