『ファイトソング』最終回はハッピーエンドになる? カギを握るのは“ライバルの共闘”
#ファイトソング
3月15日、いよいよTBS系火曜ドラマ『ファイトソング』が最終回を迎える。2年前に“恋の取り組み”を終わらせたあと、そのまま離れ離れになっていた木皿花枝(清原果那)と芦田春樹(間宮祥太朗)が久々の再会を果たした前話。そこに居合わせた花枝の幼なじみ・夏川慎吾(菊池風磨)はどのように絡むのか。先の展開が読めないが、最終回の予告映像に目を通すと、そこには「はたしてハッピーエンドになるのか?」と疑わずにはいられない、修羅場ともいえるシーンの数々が。『ファイトソング』というポジティブさ満点のドラマタイトルとは逆をいく様相に、むしろ視聴意欲が高まっているのは私だけだろうか……。
筆者が気になった最終話のあらすじはこうだ。前話のエンディングで芦田とばったり会った花枝は、思わず逃げ出し、エレベーターへと駆け込む。そこに、花枝を追ってきた芦田、そして2人の動向を見守っていた慎吾までもが駆けつけ、3人だけのエレベーターが動き出す……というところで突如停止し、閉じ込められるという展開だった。予告編映像では、この密室空間で芦田が花枝に「花枝は頑ななんだな、ちょっと嫌だな、と思いました」と伝え、花枝が「はあ!? なんでそんなこと言われなきゃいけないの?」と言い返すシーンが。「何が頑なだ、上等だ!」と怒気に満ちたセリフを吐き捨ててもいる。
この調子ではハッピーエンドは期待薄だが、公式サイトのあらすじ欄に気になる一文がある。〈なんとか花枝の心を開くべく、ついに最終手段としてある男に力を貸して欲しいと願いでる。その男とは、あろうことか長年花枝を思い続け、芦田に「二度と関わるな」と言い放った慎吾だった……!?〉 なんと、恋のライバルであり、花枝を巡りバチバチだった慎吾が、恋のキューピッドになるというのか。前話で花枝との恋は実らなかったとはいえ、まだ諦めきれていない様子の慎吾だけに、芦田の手助けをするとはにわかに信じがたい。ただ、怒りに満ちた修羅場から一発逆転するには、それだけのサプライズ要素は必要かもしれない。
毎回エンディングでのどんでん返しが恒例となっていた『ファイトソング』ゆえに、序盤の修羅場をあっと吹き飛ばす、ポジティブエンディングを期待している筆者。ぜひ、本ドラマで新境地を切り開いた清原果那の「喜怒哀楽」すべて、特に「喜」が多めの最終回になることを祈っている。
■番組情報
火曜ドラマ『ファイトソング』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清原果耶、間宮祥太朗、菊池風磨、東啓介、藤原さくら、若林時英、窪塚愛流、莉子、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみ ほか
主題歌:Perfume「Flow」(UNIVERSAL MUSIC)
音楽:大間々昂
脚本:岡田惠和
プロデューサー:武田梓、岩崎愛奈
演出:岡本伸吾、石井康晴、村尾嘉昭
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:tbs.co.jp/fight_song_tbs2022
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