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志尊淳のキスシーンが話題の『ムチャブリ!』 高畑充希の「フェチ告白」は日テレの仕掛けだった?

志尊淳のキスシーンが話題の『ムチャブリ!』 高畑充希の「フェチ告白」は日テレの仕掛けだった?の画像
ドラマ公式サイトより

 クライマックスに近づいてきた日本テレビ系水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』。志尊淳の衝撃キスシーンに大いにネットが沸いた2月23日放送の第7話は、恋愛に奥手だった大牙(志尊)が雛子(高畑充希)への恋心を自覚し、突然猛プッシュをかける大牙ターンの回だった。

 冒頭から、雛子を抱きしめて「俺、あなたのこと嫌いってわけじゃないです」などと不器用に気持ちを伝えるが、雛子には“ただ慰めてくれただけ”と受け取られてしまう大牙。その後も休日に雛子の家に突然ケーキを持って押しかけて、一緒にゲームをしたり、手を洗おうとする雛子にバックハグで袖まくりしたり、あるいは仕事後にご飯に誘ってみたりと、あの手この手で頑張るのだが、一向に雛子に想いが伝わる様子はなかった。そしてラスト、2人きりの夜の会社で、サンドイッチを食べる雛子の口元についたクリームを取ってあげるのかと思いきや、雛子の頭に手を添えて机越しに不意打ちのキス。驚いてフリーズする雛子にたっぷり20秒間キスをしながら、添えた手の親指で耳を優しく撫でる仕草も……。

 このキスシーンに「マジで手の添え方天才すぎて志尊淳天才…大事そうに親指で耳撫でるとこ天才すぎて志尊淳天才」「あの、顔おさえる手、耳のところ、キュって何度も撫でるの、死ぬ」「何回見てもこのキスはえぐいって! 急にタメ口になるし大牙くんの手よ!手!」などと悶絶する視聴者が続出する事態となった。

 女性と話すことも苦手と言っていた恋愛初心者のはずの大牙が、なぜ急に恋愛上級者のようなキスをしたのか。その演出の裏には、高畑のある嗜好が関係しているのかもしれない。実は高畑は、韓国ドラマのキスシーンが大好きだという。『ムチャブリ!』の初回が放送された1月12日、ドラマ直前に放送された同局の『今夜くらべてみました』にゲスト出演した際、韓国ドラマのキスシーンがいかに美しく上手に撮られているかを熱弁していた。韓国ドラマでは「キスをする前とした後が長い」ことやタイミングや照明の当て方が上手などと解説し、特に「手」に注目していることも明かしていた。自ら「手フェチです」と認める高畑は、大きな手で女性を優しく包み込むようなキスシーンや、キスした後に女性の頬を優しく撫でるシーンなど、手が光る名キスシーンの数々を熱く語っていたのだ。

 これは、ドラマ開始前から日テレが巧妙に仕掛けていた、今回の大牙のキスシーンへの布石だったのかもしれない。視聴者からも「高畑充希さんが言っていた“手”です。『韓ドラのキスシーンは手が違う』と語っていた高畑充希さんのキスシーンはやはり強い」「韓国ドラマのキスシーンラブな高畑先生のご指導なの?」などの声がちらほら上がっている。

 はたして日テレ制作陣の巧妙な仕掛けなのか、または高畑からの希望があったのか、はたまた高畑の好みを知った志尊の天才的なアドリブなのか。いずれにしても、多くの視聴者がまんまとハマってしまうキスシーンだったことは間違いないようだ。

 

■番組情報
水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』
日本テレビ系毎週水曜22時~
出演:高畑充希、志尊淳、松田翔太、夏帆、優香、笠松将、山田真歩、坪倉由幸ほか
音楽:河野伸
主題歌:ENHYPEN「Always」(ユニバーサルミュージック)
脚本:渡邉真子
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:鈴木亜希乃、柳内久仁子(AX-ON)
演出:猪股隆一、狩山俊輔
制作協力:AX-ON
製作・著作:日本テレビ
公式サイト:ntv.co.jp/muchaburi

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2022/03/02 12:00
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