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恋が急加速の『ムチャブリ!』6話視聴率の“急降下”と7話が盛り上がること必至のワケ

恋が急加速の『ムチャブリ!』6話視聴率の“急降下”と7話が盛り上がること必至のワケの画像
ドラマ公式サイトより

 2月23日に第7話が放送される日本テレビ系水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』。第6話の世帯平均視聴率は6.2%(関東地区・ビデオリサーチ調べ/以下同)と同ドラマ最低を記録してしまったが、それに反して視聴者は第7話への期待が高まっているようだ。

 初回の世帯平均視聴率は8.9%を記録した『ムチャブリ!』は、第2話以降も7%台を維持していた。16日放送の第6話が6.2%と、前話から1.5ポイントも視聴率を下げてしまったのには明確な要因がある。放送日、同時刻にNHKで北京五輪のカーリング女子の試合が放送されていたのだ。カーリング女子といえば、20日に行われた決勝戦は29.2%と北京五輪最高視聴率を叩き出したほどの人気競技。16日も19.0%と高視聴率だったため、『ムチャブリ!』が第6話で視聴率を下げてしまったのは仕方ないと言える。

 北京五輪が閉幕した第7話は、視聴率の回復が望めるだろう。加えて、第7話ではラブストーリーとして大いに盛り上がりを見せることになりそうで、視聴者の期待も高まっている。急接近中のヒロイン・雛子(高畑充希)とその部下の大牙(志尊淳)との衝撃的な胸キュンシーンが見られそうなのだ。

 第6話では、雛子のお騒がせな母によって雛子の家で一緒にご飯を食べることになるなど、仕事だけでなくプライベートでも距離が縮まった雛子と大牙。ラストでは傷つき、泣きそうになっている雛子を大牙が思わずハグし、雛子が大牙の胸で泣くという急展開があった。

 18日に公開された予告映像を見るかぎり、第7話では、雛子への恋心を自覚した大牙がグイグイと猛プッシュを仕掛けてくるようで、雛子の部屋での腕まくりバックハグシーンや、「俺といるの、楽しくないですか?」という台詞、そして雛子にキスを迫っているかのようなシーンまである。視聴者は早くも、「予告で軽く心ぶち抜かれてるけど、第7話気合い入れてみないとだな」「予告で興奮しまくり」「大牙何した‼︎お前‼︎やりやがったな」などとSNSで大盛り上がりだ。

 ヒロイン雛子とその上司である浅海(松田翔太)、そして大牙の恋愛の三角関係が盛り上がりつつある『ムチャブリ!』。カリスマ経営者でありながら孤独を抱え、恋愛面では不器用な浅海に、恋愛初心者ながら若さゆえに勢いがある大牙。年齢は違うが両者ともに純粋で、言うまでもないがイケメンだ。こんな2人に想われるなんて、雛子は前世でどんな徳を積んだのだろうか。しかも雛子自身、雇われとはいえイチ企業の社長で、見ているかぎり高そうな服やバッグ、アクセサリーもたくさん持っていて、家賃が高そうな部屋に住み、友達にも恵まれている。

 そう、雛子は“恵まれすぎている”のだが、それでも鼻につくことなく、同性から疎まれることなく視聴者から応援されているのは、雛子を演じるのが高畑だからかもしれない。こうした“逆・両手に花”な三角関係を描くラブストーリーは、ヒロインが嫌われてしまうと途端に盛り下がってしまうものだ。女優・高畑充希の持つ不思議な魅力、それは良い意味で女臭さがないこと。誰からも愛され、共感を呼ぶことができる、ある意味稀有な才能だ。

 3人の恋模様が急加速する第7話、雛子の恋心はどう動くのだろうか。楽しみに待ちたい。

 

■番組情報
水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』
日本テレビ系毎週水曜22時~
出演:高畑充希、志尊淳、松田翔太、夏帆、優香、笠松将、山田真歩、坪倉由幸ほか
音楽:河野伸
主題歌:ENHYPEN「Always」(ユニバーサルミュージック)
脚本:渡邉真子
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:鈴木亜希乃、柳内久仁子(AX-ON)
演出:猪股隆一、狩山俊輔
制作協力:AX-ON
製作・著作:日本テレビ
公式サイト:ntv.co.jp/muchaburi

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2022/02/23 19:00
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