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上沼恵美子、『徹子の部屋』で“底力”見せる! 「新キャラ」開拓で反撃攻勢へ?

上沼恵美子、『徹子の部屋』で“底力”見せる! 「新キャラ」開拓で反撃攻勢へ?の画像
「テレ朝POST」より

 2020年7月に『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)が突然終了、『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(テレビ朝日系)も今年3月いっぱいで幕を閉じるなど、長く続けてきた冠番組が相次いで終了となり、“ジリ貧”状態の上沼恵美子。だが2月1日放送のトーク番組『徹子の部屋』(同)では一転、“反撃攻勢”に打って出た。

 『徹子の部屋』の直後に『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』が放送という東西の“お昼の顔”だが、意外にもふたりは今回が初対面だという。初出演となった同番組で、結婚40年を過ぎた夫との関係について訊かれた上沼は、今から5年ほど前に海外旅行中に自ら離婚を切り出したことを告白。夫が出ていく形で別居が続いているものの、むしろ別居状態となって仲がよくなったと明かした。

 また次々に出演番組が終わることに加え、コロナ禍で歌手としてのコンサート活動もできず、芸能界から身を引くことも考えているとしながら、黒柳にどうすればいいか相談。すると黒柳は「おやりになったほうがいいんじゃないの、あなたのためには。私そう思いますよ。だってお仕事があるんですから」「今持ってらっしゃる番組をやって、そうこうしてるうちに、それがおもしろければ他からもまたオファーがあるじゃない」「(オファーは)あるでしょう。あなたおもしろいもの」と助言を受け、黒柳との初対面に興奮気味の上沼は「黒柳さんに言われたなら、絶対言うとおりします!」と宣言していた。

 芸能界の大先輩相手に底力を全国のお茶の間に見せつけた上沼。7日に出演したラジオ番組『こころ晴天』(ABCラジオ)では、“4度目の正直”で出演が叶ったといい、黒柳を「肌も奇麗で本当に良い方。神の声だった」と大絶賛。すっかりご機嫌を取り戻したようだったが……。在阪テレビ局関係者はこう語る。

「上沼さんはゲストとして出しゃばらず、黒柳さんをしっかり立てつつ、お悩み相談もするなど、うまく立ち回っていましたね。再浮上のきっかけになりそう。そもそも上沼さんがテレビ業界で受け入れられなくなったと感じているのは、“本音”をぶちまけるトークが悪口だとかパワハラだとか切り取られてしまい、好感度が下がってしまうという悪循環に陥った面がある。昔はそれでも圧倒的な視聴率を誇ったので周囲も黙っていたが、スタッフも世代交代しており、大重鎮をわざわざ起用しようという若手も少ない。関西では敵なしだっただけに、進言できる人間がいないという状態にもなっていたわけです」

 今回『徹子の部屋』ではホスト役ではなくゲストの立場で出演しており、素直な心境を語るだけでなく終始、黒柳を立て続けたことで好意的に見る業界関係者も多い。

「普段は上沼さんより目上とトークする機会もそうそうないから“いつも偉そう”に映るが、昔気質だけにしっかり先輩を立て、しおらしく語ることもできるのだなと。全国ネットで緊張しているなかで、しかも初対面で、黒柳さん相手にあれだけ“ゲスト”に徹してトークを成立させるタレントはそういません。上沼さんに慣れていない非関西圏の視聴者の見る目も多少は変わったのでは」(中堅芸能プロ社員)

 一時は規制が少ないYouTubeに活路を見出し今後の芸能活動を展開しようと考えていたようだが「あの受け答えができるなら、後輩のタレントが仕切る番組にも安心して呼べる。今後は新キャラ開拓なんて話もあるかもしれない」(同)という。

 なにわの毒舌女王の新境地開拓に期待したいところだ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/02/20 08:00
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