『ファイトソング』ラストの急展開が定番化? 菊池風磨まさかの「お断りします!」
#ファイトソング
TBS系火曜ドラマ『ファイトソング』の第5話が2月8日に放送された。芦田春樹(間宮祥太朗)に突然の別れを告げられた木皿花枝(清原果耶)の傷心ドキュメンタリーのような様相を呈したが、ラストには復縁の気配……と思いきやまさかのどんでん返し。絵に描いたような二転三転に、SNS上は「おいおい、ファイトソングいいとこで終わるじゃないか! 来週が気になる」「やばいファイトソングやばい! まじに引き込まれる! くぅ~、どうなるんだ!?」などと沸き立っている。
第5話は、恋のビギナーぶりに、とにかくもどかしさを感じる回だった。恋愛に不慣れな花枝と芦田は、芦田がヒット曲を生み出すためという名目で2か月限定の“恋の取り組み”をすることになったが、曲がボツになったことで前回、その関係が突然終わりを迎えた。あくまでドライな契約関係ではあったが、別れるとなるとどうやら複雑な心境のよう。このまま離ればなれでいるのか、それとも“恋の取り組み”を続けるためにアクションを起こすのか。花枝と芦田の当たり前の日常が映されるなかで、ふたりの心の揺れ動きが痛いほど伝わってくるシーンが多く描かれた。特に、花枝が芦田の家にクリーニングに訪れたシーン。花枝のリクエストに応えて芦田が花枝の思い出の曲を弾き語りで披露する。悲しみの感情が高ぶりながらも笑顔で感謝を告げる花枝、何か言いたげにハグをする芦田の姿は、「この2人、本当はもうお互いのことを……」と思わせるには十分な描写だった。
そして、ラストに待っていたのは、どんでん返しに次ぐどんでん返し。菊池風磨演じる花枝の幼なじみ・夏川慎吾は、花枝を元気づけるため、また花枝を自分に振り向かせるためにキャンプに誘う。そして花枝に想いを伝えようとしたその瞬間、2人の前に現れたのは芦田。そのまま芦田は告白モードへ。「お願いします。もう一度つきあってください」と、今までにないほど真っすぐな目で想いを伝えると、花枝の表情に喜びの感情がにじみ出す。花枝が「はい」と言いそうなその瞬間、慎吾が2人のあいだに割って入り、「お断りします」と芦田に深々と頭を下げる。まさかのシャットアウトエンドは、次回へのおあずけ感が半端ではない。
この“おあずけフィニッシュ”は、『ファイトソング』では定番化している。突然の告白、キス寸前カット、突然の別れ、そして復縁告白からのバリア……。これだけの急展開があると、本編そっちのけで「今回はどういうラストになるんだ?」と思考を巡らせるファンがいても不思議ではない。折り返しを迎える第6話は2月15日に放送。はたしてどんなどんでん返しが起きるのかも楽しみである。
■番組情報
火曜ドラマ『ファイトソング』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清原果耶、間宮祥太朗、菊池風磨、東啓介、藤原さくら、若林時英、窪塚愛流、莉子、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみ ほか
主題歌:Perfume「Flow」(UNIVERSAL MUSIC)
音楽:大間々昂
脚本:岡田惠和
プロデューサー:武田梓、岩崎愛奈
演出:岡本伸吾、石井康晴、村尾嘉昭
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:tbs.co.jp/fight_song_tbs2022
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