村上信五、北京五輪キャスターで東京五輪の“失敗”を払拭!? 期待されているワケとは
#村上信五
2月開幕の北京2022オリンピックで岐路に立つことになりそうなのが、関ジャニ∞・村上信五だ。昨年の東京2020オリンピックに続き、フジテレビの五輪関連番組にメインキャスターとして起用されたが、司会者としての力量が問われそうだという。
「東京五輪での司会ぶりはひどい言われようでした。出場選手に対してタメ口になったりしたことで、『選手へのリスペクトがない』『バラエティ番組と勘違いしているのか』などと批判の的に。今回の北京冬季五輪での起用にも、ネット上では『懲りないねぇ』『ただただ、うざいだけ』などと辛らつなコメントが集まっています」(芸能ライター)
村上といえば、2017年から3年連続で『27時間テレビ』(フジテレビ系)の総合司会を務めてはいるが、2019年は歴代最低の5.8%を記録。昨夏に「女性自身」(光文社)が発表した東京五輪キャスターのアンケート調査では「オリンピック中継や番組で伝えるのが下手なのは誰?」ランキングで明石家さんまに次いでワースト2位となり、「経験不足を指摘する声が多かった」と説明されるなど、大イベントでのMCとしての力量には疑問符が付いている。
「局内でも『またか』と落胆する声は上がっていましたが、フジテレビとジャニーズのパワーバランスを考えれば、ジャニーズの提案をフジは拒否できないでしょう。それでも、北京で散々な結果に終われば、さすがに“次も村上”ということにはならなくなるかもしれません」(芸能関係者)
東京五輪の再来も危惧されるが、それでも今回の村上はひと味違うという。
「フジでは2018年から『村上信五∞情熱の鼓動』という不定期のスポーツ番組をやっていますが、昨年12月からは『北京五輪へ!知られざる“宝”のストーリー ~村上信五∞情熱の鼓動・冬~』と銘打ち、村上が直接アスリートを取材する番組となっていて、これの評判がなかなかいいようです。確かに、インタビューの仕方ひとつとってもかなり変化が見られ、うまく話を引き出していますし、そこにちょっとした笑いも込められている。村上ならではの良さが出ているんじゃないでしょうか。この調子で北京冬季五輪に向かえば、東京五輪の二の舞はないのでは」(制作会社関係者)
村上といえば先日、文化放送の開局70周年スペシャルウィークのスペシャルアンバサダーに加え、開局記念日の3月31日に特別編成で放送される70時間特番のメインパーソナリティに就任したことが発表されるなど、司会・キャスター業に邁進している。
「芸能関係者の評価としての話ですが、ジャニーズとはいえ、とりたててイケメンでもない村上が芸能界で生きていくには、やはりトーク力を生かしたMCということになる。昨年あたりから、業界内では関ジャニ∞が2024年頃までにグループ活動を休止するのではないかとの声が聞かれ始め、グループの冠番組『関ジャニ∞クロニクルF』(フジテレビ系)が3月終了で最終調整に入っているといいます。グループの看板がなくなっても、村上がやっていけるのか。バラエティでのMCは一定の評価を得ていますが、村上はサッカー、柔道、バスケなどさまざまなスポーツの番組でキャスターやMCを務めており、こちらでも腕を磨いている。北京冬季五輪では村上のそうした“キャスター力”にも注目が集まりそうです」(前出・制作会社関係者)
NHK『紅白歌合戦』の司会を務める野望でも知られる村上。北京2022オリンピックでの活躍次第ではその夢にも一歩、近づくことになりそうだ。
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