ソフトバンク松田宣浩ら「キャバクラ豪遊でコロナ陽性」報道と現場の本音
#プロ野球
恐れていたことがとうとう白日の下にさらされた――。
福岡ソフトバンクホークスのベテラン・松田宣浩選手が今年1月に新型コロナウイルス陽性判定を受けた件について、自主トレーニングを行っていた熊本での“キャバクラ豪遊”を含む飲食店の利用が要因だったと「週刊ポスト」2月11日号(小学館)および1月27日付の「NEWSポストセブン」が報じた。
ソフトバンクでは1月後半から続々と陽性者が出ているが、1月18日には、松田選手、牧原⼤成選⼿、野村⼤樹選⼿など7名の感染を17日付けで発表。翌日には熊本市が「会食に伴うクラスターの発生について」とする発表を行い、1月11日・12日に熊本市中央区の飲食店を貸し切りで利用した12人のうち7人の感染を17日に確認したと報告している。「ポスト」の記事では、これが松田らだとし、一行は11日夜にプロ野球選手行きつけの焼肉屋に、12日は馬肉料理が有名な店での食事の後、高級キャバクラを訪れたと伝えている。
ソフトバンク側は「ポスト」の取材に対し、契約期間外のシーズンオフにおけるプライベートの行動ということでコメントを控えつつ、オフ期間ということで特別な行動制限は設けていなかったと回答したという。
自主トレ事情に詳しいプロ野球OBは「心配していたことが起きてしまった」と呆れかえっている。
「例年、この時期にプロ野球選手は集団で全国各地に散らばり、自主トレーニングを行うことが慣例となっている。昔と違って今は2月1日のキャンプインからある程度体を動かせる状態で入らなければならないので、練習自体はいたって真面目に取り組んでいます。ですが、それも夜のお楽しみがあってこそ……という側面も確かにあるんですよね」
松田らが夜の店を訪れた1月12日は、熊本県内での新規感染者が増え、県知事がまん延防止等重点措置の適用要請を検討しているとの意思を表明していた時期(実際に要請されたのは18日)だったが、それでもお構いなしにやってくるのが選手たちの世話をする支援者たち。金に糸目をつけず、選手たちにあらゆるものを提供する。松田も、「知人の地元経営者の計らい」で貸し切りで夜を楽しんでいたという。
「夜の食事代やキャバクラ代はもちろんのこと、一緒に楽しく過ごしてくれる美女たちも複数名連れてきて飲めや歌えやの大騒ぎになります。宴が開かれるのは大体、自主トレ休前日が多く元気な選手は朝までコースでそのままお持ち帰りする輩もたくさんいます」(前出・プロ野球OB)
昨年12月以降、新型コロナウイルスが変異したオミクロン株が日本列島に広がったが、年明け以降も選手たちは当初の予定通りの行程で練習していることが多かった。
「試合のプレッシャーを感じることもなく、昼はのびのびと練習でき、夜は会食が開かれるこの時期は皆、楽しみにしている。支援者たちもそれをわかっているからこそ、手土産持参でやって来て一緒に食事もする。特にコロナ禍以降、シーズン中は外出さえままならない状況で、選手も支援者たちに何も返せず申し訳ないと後ろめたさも強く感じている」(前出・プロ野球OB)
気の緩みと言われればそれまでなのかもしれないが、普段なら問題にもならない行動が今回は思わぬ形で発覚してしまったということだろう。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事