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嵐・松本潤、『ジャニフェス』総合演出で“プロデューサー”として株爆上げ!

“嵐・松本潤、『ジャニフェス』総合演出で“プロデューサー”として株爆上げ!の画像
松本潤(写真/Getty Imagesより)

 昨年12月30日、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループが総出演するライブイベント『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』(ジャニフェス)が開催された。

 総合演出を嵐・松本潤が務めたことで話題を呼んでいたジャニフェスだが、予想をはるかに超える出来栄えに高評価を得たようだ。

「同公演にはKinKi Kidsをはじめ、デビューしたてのなにわ男子までデビュー組の計13組が登場。各グループのパフォーマンスはもちろんのこと、グループ同士のコラボや、SMAP『SHAKE』、嵐『Happiness』、V6『愛なんだ』といったレジェンドアーティストたちの名曲カバーを全グループで披露したりもされました」(芸能記者)

 松本の演出で話題となったのが、無線制御型ペンライト(通称・フリフラ)の使用や、巨大ムービングステージなどの最新技術。ただ、それ以上にファンを魅了したのが歌の選曲やセットリストの構成部分だった。

「松本は全グループの楽曲を聞き込み、セットリストは練りに練ったとのことですが、まさに長年にわたって嵐のコンサート演出を担当してきた松本だからこそできたものだったとも言える。キャリアや売れている売れていないに関係なく、どのグループに対しても見せ場が作られていました。半導体の高騰などの影響により、嵐のコンサートで使用したフリフラをリユースする形となったため、始まる前は“嵐のコンサートと一緒になってしまうのでは”などと懐疑的な見方もありましたが、結果的には松本の演出に多くのファンが満足したフェスになったようです」(音楽関係者)

 その中でも、特にファンを胸アツにさせたのがSexy Zoneが「RUN」を歌った際の演出だったという。

「ラストのサビでフリフラを使って、会場全体が活動休止中のマリウス葉のメンバーカラーであるオレンジ色に染まりました。メンバーも知らされていなかったようですが、『セクゾは5人』だという松本からのメッセージと見ていいでしょう。ファンからも『そういう細かい所まで考えられているところが最高です』『素晴らしいジャニフェスをありがとう』『マリウスのメンバーカラーの一面のオレンジと歌詞の太陽が完璧にリンクしてて、潤くん天才すぎ』などと絶賛コメントが飛び交い、公演後には『マリウス』がTwitterでトレンド入りしていたほどです」(前出・芸能記者)

 松本は以前から嵐のコンサートの演出などを手掛けてきたが、前出の音楽関係者はこう賞賛する。

「ストイックでこだわりが強すぎるため、以前はどうしても独りよがりに見える部分があって、ジャニーズ内でもプロデューサーという立場にはふさわしくないのではという見方がありました。しかし今回、ジャニフェスが大成功となったのは、裏方に徹した松本の功績が大きかったのは間違いない。かなり株を上げたと言ってもいいでしょうね」

 大河ドラマも控え、役者として大忙しの松本だが、演出家・プロデューサーとしての手腕もますます評価されることになりそうだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/01/07 18:00
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