ジャニーズ事務所、年末のビッグイベント開催で狙う“在庫処分”
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ジャニーズ事務所のグループが総出演するライブイベント『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』が12月30日の午後6時30分から東京ドームで開催されることが5日、同事務所の公式サイトなどで発表された。
発表によると、KinKi KidsやNEWS、関ジャニ∞らに加え、今月12日にシングル『初心LOVE』でデビューするなにわ男子を含む、“デビュー組”の全13組71人が出演予定。また、長年、嵐のコンサートで演出やプロデュースを担当してきた松本潤が総合演出を手掛ける。
東京ドームでのジャニーズ主催有観客公演は、2020年元日のHey! Say! JUMPのライブ以来およそ2年ぶりとなるが、コロナ感染予防対策のため動員は収容人数の50%までに抑えるという。
「チケットは各グループのファンクラブ会員のみ申し込むことができ、料金は税込1万2000円。8日午後3時から12日正午まで申し込めるというが、収容人数50%ということで、これまでにないほど高い抽選倍率になるのでは」(芸能記者)
コロナの影響でことごとく予定していた公演を中止し、ここに来てようやく再開にこぎ着けたジャニーズ。いきなりのビッグイベント開催決定は、各グループのファンにとっては大きなプレゼントとなったが、事務所側にはほかにも開催の狙いがあるという。
「これまで公演を開催できなかったことによる一番のダメージは、チケットの収益以上に各グループのグッズの売り上げが激減したこと。これまで、ジャニーズのドーム公演の際は、公演開催日に先駆け、グッズ売り場を特設し、チケットの抽選で外れたファンたちも買いに来る光景が恒例だった。『ジャニフェス』はグループ総出演の“お祭り”であるのに加え、久々のドーム公演ということもあり、今回の公演期間で“在庫処分”できそう。もしかしたら、ラストチャンスとばかりに活動休止中の嵐、そして、先日解散したV6のグッズも売られることになるかもしれない」(音楽業界関係者)
とはいえ、グループ間にある“格差”はどうにも埋めようがなさそうだ。
「King & Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子あたりは飛ぶようにグッズが売れそう。逆に、A.B.C-Z、Kis-My-Ft2あたりは思ったようにグッズをさばけないのでは」(先の記者)
とはいえ、今回のドーム公演はいずれにせよジャニーズに莫大な収益をもたらすことになりそうだ。
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