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V6解散と共にジャニーズ事務所を去ったあの“大ベテラン”…恩人の影響受け木村拓哉の独立も決定的か

木村拓哉

 ジャニーズ事務所に地殻変動が起き始めている。26年間に渡って活躍をしてきたV6が11月1日をもって解散、さらに元・男闘呼組で大ベテランの岡本健一も10月いっぱいで専属契約を終了するなど、タレントの “脱ジャニーズ”が加速しているのだ。

「SMAPの例からも分かるように、これまではグループの解散や退所ということは何かしらのトラブルが起きた時でした。そのため、ジャニーズを辞めたタレントは干されるか長期に渡ってメジャーな仕事ができないという“制裁”を受けてきた。ですが、最近は山下智久さんや中居正広さん、TOKIOのように、ジャニーズ事務所を円満退社してうまくやっているタレントが次々と出てきています。これは、ジャニーズ事務所を取り仕切る藤島ジュリー景子社長が、辞めたいタレントを新たなビジネスパートナーとして業務提携を提案するように方針を変えたからです。今回、正式にエージェント契約を発表した岡本さんだけでなく、山下さんや中居さんも、公表をしていないだけで業務提携のような形をとっていて、ジャニーズ事務所との関係はしっかりと続いています」(民放関係者)

 こういった動きは、ジャニーズが会社のスリム化を目指していることも関係しているという。

「満22歳のジャニーズJr.所属のタレントを対象にリストラ案を設けると言われています。これもスリム化の一環で、社員やスタッフ、関連会社などもどんどん整理し始めています。SMAPや嵐、TOKIOなどが稼いでいた時代は良かったですが、現在は収益の柱になるグループがいなくなってしまった。嵐の解散も秒読みと言われる中で、少しでも身軽になっておきたいというのがジュリー社長の考えです。なので、山下さんや中居さん、岡本さんのように業務提携しながら、個人事務所で活動するタレントは大歓迎なんです。V6の解散に関しても、森田剛さんが退所して妻の宮沢りえさんの事務所に移籍したいと言い出したのが原因ですが、ジュリーさんはOKを出した。変に揉めるよりも、森田さん以外のメンバーに個人で稼いでもらったほうが良いと考えているようです」(民放関係者)

 そんな中で、次にジャニーズ事務所を去ると言われているのが木村拓哉だ。

「俳優として絶好調で、歌手としても豪華クリエイターと組み潤沢な予算をかけた2ndアルバムを2022年1月に発売する予定の木村さんですが、妻の工藤静香さんから独立の要請が強いようです。現在、木村さんは関西方面で映画の撮影をしているのですが、工藤さんが頻繁に通っているみたいで、長期のロケのため健康面を気にして手料理を持っていったり、いろいろなケアをしているとか。木村さんレベルの俳優とはいえ奥さんが現地までかけつけるというのは異常なことで、周りのスタッフは困惑しているようです。ジャニーズ事務所のマネージャーも数人は現地にいるのに、頼りにならないとアピールしているかのようです」(民放関係者)

 そんな工藤の独立の勧めに、はじめは乗り気ではなかったキムタクも、とある事がきっかけで心が動いているとか。

「木村さんは岡本健一さんを兄のように慕い、常に真似をしてきた憧れの先輩なんです。ロン毛や裏原系のファッションで一時代を築いた木村さんの原型は、実は岡本さんにあると言われている。そんな兄貴分がエージェント契約で独立したことに関して、木村さんは非常に興味を示したようです。工藤さんの後押しもありますし、来年以降は独立する方向で話を進めて仕事の調整をしていくと言われています。木村さんも岡本さんと同じくエージェント契約にするつもりのようです」(民放関係者)

 変革を続けているジャニーズ事務所。クリーンな芸能事務所に生まれ変わろうとしているようなので、タレントにとってはうれしい方向転換なのではないだろうか。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2021/11/04 17:54
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