千賀健永「鼻の先にヒアルロン酸入れて」…ジャニーズの“タブー”を壊しまくるKis-My-Ft2の多様性
#オタク #Kis-My-Ft2 #美容 #千賀健永
11月3日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に、Kis-My-Ft2の千賀健永が「美容で進化した芸能人」として登場。美容への強いこだわりを告白した。
10代の頃から美容に気を使っていたという千賀。日常的なスキンケアなどはもちろん、ヒアルロン酸やボトックスなどの美容医療も実践しているという。
「ここ最近ずっと千賀は“美容キャラ”としていろいろな番組でトークするようになっていますが、そもそもジャニーズのアイドルにとってヒアルロン酸を打っているなんていう話はタブーと見られてきました。あくまでも“美容医療”で、“美容整形”ではないといっても、誤解されることもあるし、日本ではまだまだ美容整形に対する偏見もあります。アイドルはナチュラルで美しいものだという幻想もあって、ジャニーズが美容医療に手を出しているなんて、口が裂けても言えなかったわけです。
でも、千賀が美容キャラを押し出した結果、事実上タブーではなくなった。ジャニーズの後輩Snow Manの渡辺翔太も美容キャラが定着していますしね。千賀がジャニーズ内のタブーを壊したと言えるでしょう」(芸能事務所関係者)
Kis-My-Ft2には、もうひとりジャニーズのタブーを壊したメンバーがいる。アニメオタクとして知られる宮田俊哉だ。
「ジャニーズのアイドルで、重度のアニメオタクであることを初めて明かしたのが宮田です。ジャニーズに限らず、多くの男性タレントがアニメ好きを公言しにくい現実があるなかで、宮田の登場はかなり衝撃的でした。その宮田の影響もあってか、ジャニーズの後輩にもアニメオタクが登場しています。Snow Manの佐久間大介などは、完全に宮田が先駆者となってくれたおかげで、オタクキャラを出しやすくなっている面はあるでしょう」(同)
Kis-My-Ft2といえば、北山宏光、藤ヶ谷太輔、玉森裕太の3人がフロントに立ち、千賀、宮田、横尾渉、二階堂高嗣の4人は“後列メンバー”として扱われるのが基本のフォーマットである。
「中居正広が後列メンバーを『舞祭組(ぶさいく)』というユニットにまとめて売り出したわけですが、明らかに人気の序列があったとしても、そこをイジらないのがジャニーズでしたから、こういう売り方自体がジャニーズのタブーだったんですよね。さらに、千賀や二階堂をおバカキャラとして扱うなど、それまでのジャニーズではあり得なかったことがいろいろと解禁されたのが、Kis-My-Ft2なんですよね」(同)
かつてのKis-My-Ft2は、SMAPの育ての親とされる飯島三智マネージャーの配下となる“飯島班”に所属し、中居正広の薫陶を受けてバラエティーでの戦い方を学んできた。
「ジャニーズにおけるバラエティー路線はSMAPが作り出したものであることは言うまでもないのですが、それをさらに広げているのがKis-My-Ft2なんですよ。Kis-My-Ft2がさまざまなタブーを壊しているからこそ、ほかのジャニーズたちもいろいろな番組に呼ばれるようになっている。もしも、Kis-My-Ft2がいなければ、Sexy Zoneの菊池風磨やSixTONESのジェシー、田中樹など、若手ジャニーズがあらゆるバラエティ番組に出まくっている今の状況は、なかったと思いますよ」(同)
ジャニーズ事務所の影響力も薄れていると言われている近頃。一方で、歌番組やドラマ以外のバラエティ番組にジャニーズタレントが出演する機会が増えているのも事実だ。そういった状況を作り出した裏側にいるKis-My-Ft2は、影の立役者としてもっと高く評価されるべきなのかもしれない。
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