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久保田利伸、CHEMISTRY、三浦大知ら手がける音楽プロデューサーの「おすすめ音楽」

ブルーノ・マーズに松下洸平…音楽プロデューサーMANABOONのおすすめ音楽

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サブスク時代に何を聴けばいいのか……と“サブスク迷子”になっている方も多いのでは? そんなあなたにプロの音楽プロデューサーが今おすすめの音楽を紹介。今回は久保田利伸、CHEMISTRY、三浦大知、w-inds.、Full of Harmonyらを手がけるMANABOON氏にご登場願った。年末年始にじっくり聴いてみてはいかが?

MANABOONが2021年によく聴いた3作

■ Silk Sonic(Bruno Mars & Anderson .Paak)『An Evening With Silk Sonic』
Silk Sonic - An Evening With Silk Sonic

初めて先行シングル「Leave the Door Open」を聴いた瞬間から心を奪われました。後発のアルバムも粒揃いの楽曲ばかりで、気づけば傍にSilk Sonicがいてくれた一年でした。偉大な先人達へ尊敬の念をもって70年代の甘茶ソウルをそのまま模倣するのではなく、あくまで現代の肌感覚、音楽的手法で再構築することに成功していると思います。

 

■ Joyce Wrice 『Overgrown』
Joyce Wrice - Overgrown

日本人の母親をルーツに持つ次世代R&Bシンガー。以前は音楽的に尖った作品を出しているややコアな印象だったのですが、このアルバムから明らかにマス向けの曲が増えた印象を受けました。Silk Sonic作品でも腕を振るうD’Mileが手がけた「So So Sick」のメロウでキャッチーな作風はどこか2000年代を席巻したAmerieやAshanti、Lil’ Moに代表されるおきゃんな女子R&B界隈を彷彿させる仕上がりで、彼女の魅力を知る一曲としてご紹介したいです。

 

■ Stokley 『Sankofa』
Stokley - Sankofa

Mint ConditionのフロントマンにしてドラマーのStokleyがJam & Lewisのレーベルからアルバムを出すというのは、R&B愛好家からすれば、安心のクオリティがこの上なく担保された状態。聴く前から良いに決まってるとタカを括っていましたが、全曲における歌唱、演奏どれも期待以上に素晴らしいものでした。全部オススメなんですが、その中でも全ての女性へ向けた賛歌「Woman」は一度聴いたら一緒に歌い出したくなる魔性のメロディラインで、2021年でもまだまだこんな新しくて素晴らしい旋律が出てくるのか!とめちゃくちゃ感動しました。

 

おすすめのMANABOONプロデュースワーク

■ 松下洸平「あなた」

TBSドラマ『最愛』での好演が話題の俳優・シンガーソングライターが音楽プロデューサー松尾潔を迎えて歌う珠玉のラブバラード「あなた」の編曲を手掛けました。甘いのにどこか気骨を感じる天性の歌声に酔いしれていただきたいです。
kouheiweb.com

 

MANABOON
MANABOON
1981年生まれ。R&B, HIPHOP, Soul Musicをこよなく愛する音楽プロデューサー兼アレンジャーとして、これまで久保田利伸、CHEMISTRY、三浦大知、w-inds.、Full of Harmonyらの楽曲を手がける一方で、清水翔太、加藤ミリヤ、AI、フィロソフィーのダンスらのサポートキーボーディストも務める。
html.co.jp/MANABOON

最終更新:2021/12/28 14:54
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