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張本勲、江川卓の番組降板の裏で…「日本ハムOB」斎藤佑樹の商品価値が暴騰気配!?

張本勲、江川卓の番組降板の裏で…「日本ハムOB」斎藤佑樹の商品価値が暴騰気配!?の画像
斎藤佑樹(写真/GettyImagesより)

 日本プロ野球はシーズンオフとなったが、これから本番を迎えるのが「解説者」たちの枠争いだ。

 11月28日には、野球評論家の張本勲氏が情報番組『サンデーモーニング』(TBS系)のレギュラーコーナー「週刊御意見番」を年内で降板することが決定し、視聴者を驚かせた。

「『喝!』でおなじみの張本氏の降板を惜しむ声もありましたが、東京五輪女子ボクシングで金メダルを獲得した入江聖奈選手についての女性蔑視的な発言で炎上騒ぎとなり、日本ボクシング連盟から抗議を受けるなど、最近は看過できない問題発言が多かったのも事実。81歳の高齢であることや、テレビ界全体が13~49歳のコア層を重視する流れになったことも大きな理由でしょう」(テレビ関係者)

 また、前後して11月27日には、同じく野球解説者の江川卓氏が『Going! Sports&News』(日本テレビ系)を年内で卒業することを発表した。

「同番組で約11年、前身の『スポーツうるぐす』から数えれば約27年にわたって出演し、日本テレビの野球解説者の顔となってきました。しかし、これで“FA”となり、来年からは他局の番組にも出演することとなります。江川氏の降板理由はギャラに尽きる。メインMCのくりぃむしちゅー・上田晋也よりもはるかに高額でしたからね。しかし、日テレは巨人の主催試合の多くを放送しているものの、肝心の中継番組はまったく視聴率が取れずに完全にオワコン状態。中継自体も減る一方ですから、日テレ側としては、解説者の若返りも図りつつ、コストを抑えたかったのでしょう」(前出・テレビ関係者)

 その江川氏の後釜として浮上しているのが、かつて甲子園を沸かせた2人の名前だという。

「一人は今年引退した松坂大輔氏です。倫世夫人は日テレのアナウンサーでしたから、今も元同僚たちとのつながりで夫を売り込んでいるそう。ただ、松坂氏は滑舌が悪いため、解説者にはやや不向きですね。

 そして対抗馬がやはり今年引退した“ハンカチ王子”斎藤佑樹氏。10月31日の東京6大学野球の早慶戦でNHKの中継にゲスト出演しましたが、データを駆使したわかりやすい解説が好評でした。しかし、いかんせんプロとしての実績がないところが悩ましい。今のところは『Going!』で土曜を担当している赤星憲広氏が日曜も出演するセンが濃厚です」(前出・テレビ関係者)

 もっとも、日本テレビは別の理由でも斎藤氏に興味を示しているという。

「来シーズンのプロ野球の報道は“ビッグボス”こと新庄剛士監督率いる日本ハム一色になることが目に見えている。新庄監督も日本ハムの試合中継を増やすことを目論んでいますし、スポーツ番組で日本ハムを取り上げる時間が増えるのは間違いない。日テレも、地上波やCSで中継を検討するでしょう。となれば、来年は『日本ハムOB』の需要が急増する。一般知名度で群を抜いている斎藤氏の商品価値は、野球の実力以上に高くなるというわけです。大手芸能事務所からのオファーもあったと噂された斎藤氏ですが、先日『株式会社斎藤佑樹』の設立を発表。個人事務所ですから交渉もしやすいでしょう」(スポーツ紙記者)

 各局とも「新庄シフト」で解説者の見直しが迫られそうだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/12/15 07:00
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