西島秀俊は『真犯人フラグ』救う“ヒーロー”? 鈍感ポンコツ夫でも愛されるワケ
#西島秀俊 #真犯人フラグ
11月28日に第7話が放送される日本テレビ系日曜ドラマ『真犯人フラグ』。西島秀俊演じる主人公・相良凌介のポンコツぶりに視聴者からさまざまな声が上がっている。
凌介は、ごく普通のお人好しで優しいマイホームパパ。ある日突然妻子が失踪してしまい日本中から“疑惑の夫”扱いされるが、友人らに助けられながら愛する家族を探そうと奔走する役どころだ。温厚だが鈍感で、物忘れや失くしものも多く、妻からはズレてると呆れられることもしばしば……というポンコツ夫でもある。
21日に放送された第6話では、背筋も凍る、ある出来事が話題となっていた。凌介が夜中に帰宅するとなぜか鍵が開いており、部屋の中には、同じ団地の住人で、失踪中の妻・真帆(宮沢りえ)のママ友である菱田朋子(桜井ユキ)が。しかも、これまでも数々の怪しい言動で視聴者を戦慄させてきた菱田は、無断で上がり込んでいただけでなく、「あなた浮気したら うちでの食事に気をつけて 私は知恵をしぼって 毒入りスープで一緒にいこう♪」と、平松愛理の90年代の大ヒット曲「部屋とYシャツと私」をご機嫌な様子で口ずさみながら凌介のYシャツにアイロンがけをしていたのだ。驚いた凌介が問いただすと、菱田は、何かあった時のために真帆とお互いに合鍵を預け合っていたのだと言う。その説明をそのまま信じた凌介は、合鍵を返そうと申し出た菱田に対し、妻と菱田の信頼の証だから、と合鍵を預けたまま帰してしまう。
この凌介の行動に「合鍵は返してもらえよマジで」「被害者家族とは思えない能天気さ」「鈍感すぎるし危機感なさすぎる」などと視聴者はイライラ。確かにこれまでも、トランクルームの鍵を無くしたり、家の鍵を落としたり、さらには鍵をかけずに家を飛び出すことが何度もあったりと、家族が誘拐され、正体の分からない犯人に狙われている被害者家族とはとても思えない行動ばかりで、あまりのポンコツ能天気ぶりに視聴者がイラつくのは無理もない。
ただそのポンコツ主人公を演じているのが西島であることが視聴者の救いにもなっているようで、「西島秀俊のおっちょこちょいな感じと弱々しい感じ 良い……素敵だ……刺さる」「この役、西島さんだから何とかなってる気がする」「西島秀俊さんじゃなければとっくに離脱してる」などと、“天然で抜けてる西島”がよいという人や、そんな西島が可愛すぎて観続けているといった人も多いのだ。
一方で、西島といえば先日、2022年配信予定の『仮面ライダーBLACK SUN』で主人公の仮面ライダーブラックサン/南光太郎役に抜擢されたことが発表され、大きな話題を呼んだが、このニュースを知った『真犯人フラグ』の視聴者からは、「真犯人フラグ、主人公がBLACKに変身する可能性も見えてきたな」といった声も。また、これまでも公安役などで数々のかっこいいアクションシーンをこなしてきた西島だけに、「真犯人フラグ、2クール目で西島さんの本気(戦闘シーンモリモリ)だったらある意味楽しみである」と、ポンコツ夫からの“変身”を期待する声も少なくないようだ。
西島は、昨年1月に「週刊女性」(主婦と生活社)が発表した「好きなイケオジランキング」で、北村一輝や竹野内豊、木村拓哉らを抑え、断トツの1位を獲得していた。爽やかで優しい雰囲気ながら、大人の色気や包容力など溢れる魅力で世の女性を虜にしているが、視聴率の低迷が続き、2クールという長い放送期間で視聴者離れも心配される『真犯人フラグ』を救う“ヒーロー”となるだろうか。
■番組情報
日曜ドラマ『真犯人フラグ』
日本テレビ系毎週土曜22時30分~
出演:西島秀俊、芳根京子、佐野勇斗、桜井ユキ、生駒里奈、柄本時生、柿澤勇人、長田成哉、坂東龍汰、迫田孝也、田中哲司、宮沢りえ ほか
主題歌:Novelbright「seeker」(UNIVERSAL SIGMA / ZEST)
音楽:林ゆうき、橘麻実
企画・原案:秋元康
脚本:高野水登
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:鈴間広枝、松山雅則(トータルメディアコミュニケーション)
演出:佐久間紀佳、中島悟(AX-ON)、小室直子
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/shinhannin-flag/
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