新庄ファイターズ、あの有力OBが入閣漏れ!? そのワケとは
#日本ハムファイターズ
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が4日、札幌市内で就任記者会見を行った。現役時代さながらに華やかさは健在だったが、注目はチームの組閣にも現れていた。
野球日本代表監督の稲葉篤紀氏がGMに入った日本ハムだが、10月末、監督として白羽の矢が立ったのが新庄氏だった。2006年に現役を辞めてからはバリ島に移住し、自由人としてモトクロス、絵画などに没頭して生活を楽しんでいたことを、テレビなど各メディアで明かしていた新庄氏。状況が一転したのは昨年、現地でトレーニングを積み重ねてプロ野球合同トライアウトに48歳で参加。現役時代さながらに本番での強さを発揮してヒットを打つ離れ業まで披露、たちまち話題の的となった。
プロ野球関係者は、新庄新監督が誕生した背景についてこう語る。
「日ハムは、栗山英樹監督が10年も仕切っていただけに、組織としての新陳代謝は難しくなっていました。今回、新庄監督誕生の裏には、栗山監督と真逆のキャラクターが欲しい、と球団が考えていたことが大きい。ただし、コーチ人事はそれほどパイプを持っているわけではないので、基本的に稲葉GMなど球団フロント主体で組閣が行われました」
中でも注目されたのは、新庄新監督と同じ時代に選手だった面々がコーチ陣に入るかどうかだった。
新庄新監督の1学年下にあたる稲葉氏はフロントの要職で支えることになり、阪神タイガースからは、新庄監督の兄貴分で日本ハムでも選手、コーチ経験がある山田勝彦氏のバッテリーコーチ部門での入閣が濃厚。さらに球団OBで解説者の森本稀哲氏は先日、「近日中にはお出しできるかな~」と意味深ツイートを行ったばかりだった。
「普通に考えて山田、森本あたりは順当に入閣できるでしょう。一方でただ1人、あぶれそうな方がいるのですが……」(前出のプロ野球関係者)
その人こそ、日本ハムOBでプロ野球解説者の岩本勉氏だという。日本ハムのエースピッチャーとして開幕投手を務め、ヒーローインタビューでは「まいど~」と叫ぶのがお約束だった。どうして漏れそうなのか。
「とにかくお喋りなので、情報漏洩を起こすのではとかなり心配されたそうです。本人はレギュラー出演する1日のラジオ番組で『新庄監督が発表された時には、新庄君と僕のフレンドシップを考えるとさ、ユニフォームを着て一緒にやるかなと想像はした』と本音を語りながらも『ユニフォームを着るならもう連絡あると思う』と複雑な心境を吐露。稲葉GMに向けて『勇気を出して岩本に連絡してみなさいよ』とラブコールを送る場面もあったが……。『何で俺にオファーがないのだ』と頭を抱えていたようだ」(前上)
もっとも、岩本氏は盟友・新庄新監督を外野から最も熱心に応援できる立場になったとも言える。今度は「新庄監督を一番知る男」として世間にアピールするしかない!?
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