天海祐希、加賀まりこを“ナンパ”した過去 老後は若村麻由美と寄り添う?
#天海祐希 #ボクらの時代 #加賀まりこ #若村麻由美
10月24日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に登場したのは、天海祐希、加賀まりこ、若村麻由美の3人。主演映画『老後の資金がありません!』の公開を控える天海が、プライベートでそれぞれ親交のある大女優を迎えた形だ。
天海と加賀の出会いは20年以上も前のこと。吉永小百合が主演を務めた映画『千年の恋 ひかる源氏物語』(2001年)で光源氏役だった天海は、京都の撮影所で加賀を見かけて“ナンパ”。光源氏の格好のまま「はじめまして、天海祐希と申します。雑誌の連載大好きで、お話を伺ってみたいと思いました」といきなり声を掛け、天海を気に入った加賀は、東京に戻ったら食事に行こうと誘い、以来、仲良くしているという。浅丘ルリ子と3人で食事に行くこともあるらしく、加賀は、ボディガードのように頼りになるという天海が「片手にルリ子、片手にまりこ」の状態になっていたと笑って話していた。
天海と若村はさらに遡る。同年代のふたりだが、若村の同級生に宝塚音楽学校に入学した人がおり、その女性が天海と宝塚の同期だったそう。その縁で「ハタチそこそこ」の頃から知っているため、「田舎の同級生感がある」と若村は語っていた。仕事をする前からの知り合いがゆえに、「こうしてお仕事させていただく時のほうが緊張する」とか。若村は『老後の資金がありません!』にも出演しているが、やはり緊張したのだろうか。
普段プライベートでは健康、家族、仕事などについてしか話さないというが、この場では恋愛にまつわるトークも。「付き合わなくてもいいんじゃないか」という価値観を話した若村は、その理由について「若い頃は特に、“女の人は恋をするとキレイになる”っていうのが大嫌いで、『女は恋だけじゃないんだよ!』ってずっと思ってて。『最近キレイになったけど恋してんじゃない?』とか言われるたびに『してません!』みたいな」と説明。これに加賀が「あれってセクハラだよね」「私も嫌い」と同調すると、続けて若村はこうした言葉を投げかけてくるのは男性だけでなく、同性からも多いと指摘。「そんなこと(恋愛)なくたってキレイになれるわ!」と反発心をおぼえると語り、天海も共感していた。
加賀は「ゆりちゃん」(天海の本名に由来する愛称)のことをよく理解しているようだ。かつての天海は「すごいバリアがあった」と振り返り、他人に踏み込ませない一面があったため「気を遣わせるところがあった」という。若くして有名になった天海は世間からあれこれと注目されることに強い抵抗感があり、周囲に対して壁を作っていたと振り返る。そのため加賀は天海を心配していたそうだが、天海は「“ここまでは許せるよ”っていう……ちょっと器が大きくなった」と自らの変化を語り、加賀も「だから今あんたがひとりで暮らしていても前より心配じゃない」と天海の“成長”を喜んでいる様子だった。
天海がこの「バリアがあった」時期を「30代……40代前半」と思い出そうとすると、加賀が「何か変な恋をしてた」とコメントし、天海が「シーッ!」と話を終わらせようとする場面も。加賀は、天海に合いそうな相手を「見繕っていた」時期もあったそうだが、結婚をするつもりがないと断言する天海には「もう期待していない」のだとか。それでも加賀は、自身が55歳の時に出会った男性を60歳の時に振り向かせ、18年続く事実婚関係になったと話した上で、「まだ60までずいぶん(時間が)あるんだから」と天海に諭すように語りかけ、しまいには若村に「年取ったらあなたとかが寄り添ってあげてくれればいいんじゃないかと思うよ」と天海との同居を勧めていた。なんだかんだ天海のことが心配なのだろう。
若村が天海の完璧ぶりを絶賛しつつ、「どこで気を抜くんだろう?」と疑問をぶつけると、代わりに加賀が「逆に気を遣わないと疲れちゃうよね?」と代弁していたのも印象的だった。天海は加賀を姉と慕っているそうだが、今回はそんな仲良し姉妹の姿がぞんぶんに見られた貴重な回だったのかもしれない。
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