あの「シティポップの歌姫」たちの豪華共演!? 相葉雅紀『和田家の男たち』の主題歌が話題
#和田家の男たち
嵐の相葉雅紀が主演を務めるテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『和田家の男たち』が10月22日より放送が始まった。相葉にとって嵐の活動休止後初、そして結婚発表後初の連続ドラマ出演となる点でも話題の作品だが、主題歌を担当する謎のアーティストにも注目が集まっている。
本作は、息子、父、祖父の3世代の男たちがひとつ屋根の下に住むホームドラマだが、相葉演じる息子はネットニュースの記者、佐々木蔵之介が演じる父はテレビ局報道マン、段田安則が演じる祖父は元新聞社社長で論説委員という、3世代それぞれ異なったメディアに携わっている“マスコミ一家”という異色作だ。
第1話の番組平均視聴率は世帯6.3%、個人3.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と金曜ナイトドラマ枠では好調な滑り出しとなった。
「近年も『家売るオンナ』シリーズ(日本テレビ系)や『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)がヒットした大石静さんのオリジナル脚本で、テンポのよい会話劇もさることながら、ほっこりした雰囲気の中で、時に社会風刺やシリアスな場面がピリっと効いていて好評です。放送作家の高田文夫さんも自身のラジオ番組で『あれ、おもしろいんだよ』『メディアのあり方みたいなの、すごい問題提起してんだよ』と語っており、業界内の注目度も高そうですね」(ドラマライター)
番組は、ドラマのポスタービジュアルを元に人気漫画家・いくえみ綾に描いてもらったイラスト版のポスターを制作したり、相葉演じる家事の得意な主人公のInstagramアカウントを立ち上げ、劇中に登場する料理のレシピを公開したりと、話題作りに余念がないが、さらなる“仕掛け”も注目を集めているようだ。
「主題歌です。この枠でジャニーズ主演の場合、基本的にジャニーズタレントが主題歌を受け持つのですが、嵐は活動休止ということもあり、どのグループが担当となるのかジャニーズファンの間で注目されていた。しかし今回はなぜか事前に主題歌が発表されておらず、蓋を開けてみると、Peach&Apricotという謎の女性グループの『Watching Over You』という曲だったんです。ネット上にはこのアーティストの情報がまったく見当たらないことから、『一体これは誰?』と話題になっています」(アイドル誌記者)
その正体については、ある程度“答え”が出ているようだ。
「曲を聴くかぎり女性2人組と見られており、印象的な声と歌いまわし、そして曲調から竹内まりやさんの参加は堅いと見られています。相葉さん主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(2014年)では山下達郎さんが音楽監修を務め、まりやさんも挿入歌で参加してましたしね。もうひとりについては誰か?と予想合戦になっており、松任谷由実さんなどを挙げる声も少なくないですが、これはおそらく杏里さんでしょう。というのも、まりやさんは『不思議なピーチパイ』というヒット曲があり、杏里さんの杏(あんず)は英語でアプリコット。1stアルバムも『杏里 -apricot jam-』というタイトルでした。そのため、Peach&Apricot=ピーチとアプリコットは竹内まりやさんと杏里さんを指すのでは、というわけです」(音楽ライター)
この組み合わせは、ある意味“旬”でもあるという。
「シティポップが世界的な流行になったことはご存知のとおりですが、その先駆けとなったのが、まりやさんの『プラスティック・ラブ』。そしてシティポップを広めた第一人者のひとりである、韓国のDJ・Night Tempoがこの曲などと合わせてシティポップの代表的作品として挙げているのが『悲しみがとまらない』などの杏里さんの80年代の楽曲です。つまり、シティポップで再評価される2人の歌姫の共演ということで、話題性抜群。同局の『ミュージックステーション』でお披露目され、“応援ゲスト”として相葉さんが駆けつける……なんて絵が実現する可能性にも期待がかかります。
ちなみに竹内まりやさんと杏里さん、そして堀川まゆみさんの3人は同じ78年11月デビューということで、所属レーベルは違ったものの、当時、雑誌メディアで一緒に売り出されたことがあります。このふたりの共演だとしたら、その頃の思い出話なんかも聞きたいですよね」(同上)
Peach&Apricotの正体はいつ明かされるのだろうか。ドラマ本編以上に気になるという音楽ファンも多そうだ。
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