『二月の勝者』に出演するジャニーズJr.・羽村仁成に業界熱視線! 名プロデューサーが「ずば抜けた演技力」とべた褒め
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10月16日スタートの日本テレビ系土曜ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』の生徒キャストが先週発表された。業界の内外で「演技力抜群」と評判になっていたジャニーズJr.の羽村仁成(じんせい)が名を連ねており、今作をきっかけに実力派俳優へと育っていくのではと期待を集めている。
同ドラマは、中学受験のリアルな実態を描いた人気コミックの実写化。「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」といった過激な言動で波乱を巻き起こしながらも、生徒たちに「絶対に全員志望校に合格させる」と断言するスーパー塾講師・黒木蔵人(柳楽優弥)の活躍を描く。黒木に反発する新任講師を演じる井上真央、黒木に執着する名門塾のトップ講師役を務める加藤シゲアキ(NEWS)らの出演も決定している。
先日、黒木が校長として着任する「桜花ゼミナール」の生徒役として、市川海老蔵の長女・市川ぼたんの出演が発表され話題になったが、続いて、9月24日の発表では「桜花ゼミナール」のレギュラー生徒31人全員のキャスティングが明らかになった。生徒役キャストはオーディションで選ばれ、2010年の同局ドラマ『Mother』で芦田愛菜を発掘したプロデュースチームが1年以上もかけて選出したという。
桜花ゼミナールに通う小学6年生は、偏差値57以上の「Ωクラス」、偏差値49~56の「Aクラス」、偏差値48以下の「Rクラス」に分けられる。
頂点である「Ωクラス」の成績トップ、島津順役に抜擢されたのが現在14歳の羽村だ。原作でも大きくクローズアップされるキャラクターで、今作が出世作になる可能性もある。
「もともと羽村は別の大手事務所で子役として活躍しており、TOKIO・松岡昌宏が主演した『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)や嵐・相葉雅紀が主演した『貴族探偵』(フジテレビ系)などのドラマにもゲスト出演。2015年には日テレ深夜ドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』にレギュラー出演しましたが、主演の岸優太(現・King & Prince)、ゲスト出演した深澤辰哉(現・Snow Man)との共演をきっかけにジャニーズに憧れるようになったそうで、2019年7月に異例の『ジャニーズ事務所への移籍』を果たしました。
俳優としては今年に入って本格的に再始動しており、事務所からの期待に応え、今年1月期に放送された長瀬智也の主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)で主人公・寿一の息子で学習障害のある秀生役を好演。難しい役柄を演じ切ったことで、早くも将来的にジャニーズの俳優部門を背負って立つ存在になると期待されています」(芸能関係者)
『俺の家の話』での好演は、同作のチーフプロデューサーを務めた磯山晶氏も絶賛。エンタメ情報サイトのインタビューで「オーディションの時にずば抜けて演技力が高かった」「本当に落ち着いて演技をしていて、頭もよく、すごく頼りになる」などとべた褒めしている。
磯山氏は『池袋ウエストゲートパーク』(同)や『木更津キャッツアイ』(同)シリーズなどを手掛けた名プロデューサーとして知られ、その彼女が手放しで才能を称賛しているとなれば将来有望だ。
「現在、ジャニーズJr.を統括している滝沢秀明氏はダンスでも芝居でも“実力派”をプッシュする傾向がある。とにかく華のあるタイプが好きだったジャニー喜多川さんとの差別化を意識しているともみられています。そうした実力重視の“タッキー体制”において、羽村が俳優部門の若手の柱に成長するのではないかと期待する声もあります。
ちなみに今年5月放送の『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)では岸の小学生時代のエピソードの再現ドラマで羽村が岸を演じ、さらに岸がメインキャストを務めた月9ドラマ『ナイト・ドクター』(同)にも第5話で羽村がゲスト出演。直接的な絡みはなかったものの、憧れの岸との“再共演”がファンの間で話題になりました。ジャニーズJr.は約200人が在籍しているとされますが、羽村はその中でしっかり存在感を放っているからこそ、こうした起用もなされるのでしょう」(前出)
近年、ジャニーズではグループに属さない「俳優枠」として生田斗真や風間俊介らが存在感を強めていたが、業界評価の高い羽村がそのあとに続いて実力派俳優として覚醒していく可能性は十分にありそうだ。
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