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なにわ男子デビュー決定でジャニーズJr.「美 少年」に異変? 「今のままじゃいけない」と危機意識あらわ

美 少年(藤井直樹は一番左)| 事務所公式サイトより

 ジャニーズJr.の人気グループ・なにわ男子が11月にCDデビューすることが先日発表された。

 ジャニーズ事務所の取締役副社長で、ジャニーズJr.のプロデュースを主に行う関連企業ジャニーズアイランドの社長も務める滝沢秀明は以前に「ジャニーズJr.のグループを全員デビューさせます」などとコメントしていたが、それが本当に実現するかは怪しい。そして今回、「Travis Japan」や「IMPACTors」といった“滝沢直下”の推しメンではなく、関西ジャニーズJr.で、関ジャニ∞大倉忠義が後押しするなにわ男子のデビューが先に決まったことで、東京のジャニーズJr.たちの間では焦りが生じているようだ。

 それを裏付けるかのように、ジャニーズJr.たちがコンサートMCや公式動画・ブログなどでデビューへの思いを口にする場面が増えてきている。中でも注目なのが、ジャニーズJr.内ユニット「美 少年」に所属する藤井直樹が公式ブログに綴った文章だ。

 美 少年はジャニー喜多川氏が最晩年にもっとも可愛がっていたグループだ。ジャニー氏は亡くなる数カ月前にも、彼らの単独コンサートのレッスンに足を運び、セットリストなど演出面で意見を出していたとのエピソードが残っている。

 藤井はブログで、なにわ男子のデビューについて触れた後、自分たちの「(活動)スタイル」について「今のこの状況の中で生ぬるいのかな」と自問自答している。そして、美 少年のメンバーはジャニー氏から「色んなかっこよさ」を教わり、その中に「わざわざ練習してるって言わない」と、自分たちの裏側を見せるな、というアドバイスがあったと紹介しながらも、「声を上げるかっこよさもあるんなじゃないかなって気づいた」とコメント。「正直、すっごい悔しい」「今のままじゃいけない」と本音と危機意識を吐露し、デビューに向けて決意を新たにしていた。

 サプライズこそがファンを飽きさせない最大のエンタメだと考えていたジャニー氏は、練習しているという裏側は伏せ、「急にやってみせるからかっこいい」という美意識を持っていた。それを教わり、実践してきた美 少年だが、SNSで自分の本音を公開するのがあたりまえのZ世代・藤井は、今の時代、努力していることをどんどん発信していくべきなのかもしれない……と考え方が変わってきているようだ。

 美 少年は週に2回、メンバーが一人ずつ順番にブログを書いており、藤井の後は、那須雄登、浮所飛貴が次々と「デビューしたい」と明言する投稿が続いた。藤井の「声を上げよう」という提言に触発されたのかもしれない。

 デビューが決定したなにわ男子を除いても、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、IMPACTors、Lil かんさい、Aぇ! groupなど多くのグループを抱えるジャニーズJr.。デビュー戦争がますます熾烈を極める中、意識を新たにした美 少年がどのような活躍を見せていくのか注目だ。

岩﨑対象(芸能ライター)

ジャニーズJr.の現場に通う兼業ライター。帝国劇場にある猪熊弦一郎のステンドグラスを愛している。

いわさきたいしょう

最終更新:2021/08/11 18:00
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