メイプル超合金・安藤なつ、夫と離婚調停で波紋…「モラハラ疑惑」報道でイメージ急落の恐れ

　メイプル超合金の安藤なつが離婚調停中であると、29日付の「デイリー新潮」（新潮社）で報じられた。これが夫への“モラハラ疑惑”とも思える内容だったため、ネット上で波紋が広がっている。

　安藤は2019年11月、介護職を務める6歳年下の一般男性・Aさんと出会って3カ月（直接会ったのは4回）でスピード婚。芸人として売れるまで安藤も介護の仕事を20年以上していたという共通点もあり、相性ぴったりの夫婦と思われていたのだが……。

　記事では、Aさんの知人のコメントを基に安藤の「束縛癖」を伝えているが、それ以上に驚きなのが金銭面のエピソードだ。

　記事によると、マンションの家賃は6対4ほどで安藤が多めに負担していたが、それ以外の生活費は基本的に折半だったという。共働きの夫婦なら珍しくないことだが、安藤は売れっ子芸人、Aさんは一般の介護職という立場の違いを考えると、公平とは言い難いようにも思える。

　また、米グラミー受賞歌手・リゾの日本語版PVに夫婦で出演したことがあったが、Aさんにもギャラが支払われる約束だったものの、一向にその話が出てこないため、たまりかねたAさんが安藤に確認すると、怒り出した安藤はその場でマネージャーに電話をかけた後、「家族にはギャラは払えないらしい」としてお金の代わりに自作の“お食事券”を2枚渡してきたという。外食した際、安藤に支払いを任せることができる券だそうだ。

　さらに、夫婦で折半した車検費用が1万円ほど安く済み、Aさんがそれを安藤に伝え忘れていると、ディーラーに確認して料金を知った安藤が激高。後日の話し合いの場でAさんを「犯罪者」呼ばわりするほどの怒りようだったそうで、これが引き金となって安藤が「離婚だ」と言い出したという。

　安藤の所属事務所は「現在、離婚調停中であることは事実です」と認めたが、報道の事実関係や詳細については「離婚調停中であるため、お答えできません」とした。また、30日にラジオ生出演のためにニッポン放送を訪れた安藤は、集まった取材陣に「一般の方なのであまりお話できません。すみません」と答えるのみだったが、夫を「一般の“方”」と呼んだことで関係に深い溝があることをうかがわせた。

　これにネット上では「本当だとしたらイメージダウン」「両方の話を聴かないと何ともいえないけど、記事読んだら旦那さんが可哀想に思えた」「介護の問題とかですごくしっかりした意見を持った人だと思ったけど……」「なんか、なつさんの印象が変わってしまった」といった、これまでのイメージとの落差を感じたという声が多く寄せられている。

「安藤さんは昨年、不祥事を起こした芸能人たちが老人ホームなどで“みそぎ”のようにボランティア活動をしている状況について、SNSやインタビュー記事で『介護の仕事は罰ゲームでもみそぎでもありません』などとコメント。20年以上も介護の仕事をしていた立場から介護問題について真剣に語り、多くの共感を集めました。そこで評価がグンと高まっただけに、今回の“モラハラ疑惑”は落差が大きく、想像以上のイメージダウンにつながる可能性がある」（芸能記者）

　安藤はメイプル超合金を結成する前に「ぷち観音」というコンビを組んでいたが、その時の相方だった松原陽子は5年前にバラエティ番組で「（安藤の）束縛が激しすぎて怖いと思ったことが解散のきっかけだった」と明かしていた。これは笑い話として披露されたものだったが、今回の報道を踏まえると印象が変わってくるようにも思える。

　前述のラジオ生番組では、騒動について「本当に何も言えない」とコメントを控えつつも、「多分まとめて言える時がくると思うので」と語った安藤。今後、週刊誌報道に反論することはあるのだろうか。