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木村拓哉、俳優業だけでなく“趣味”でも後輩・岡田准一に「完敗」か

木村拓哉、俳優業だけでなく“趣味”でも後輩・岡田准一に「完敗」かの画像
木村拓哉

 比較されるのはスターの証拠?

 NHK大河ドラマ『どうする家康』で、岡田准一演じる織田信長が7月23日放送の第28回「本能寺の変」をもって退場となったが、信長の死はドラマそのものにも大きく影響を及ぼしたようだ。

 この第28回の世帯視聴率は平均12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で前回と比べて2.7ポイント増と勢いづいたが、この大きな山場を終えてからはふたたび右肩下がり。8月6日の第30回では9.4%と2ケタ割れとなり、ムロツヨシ演じる秀吉との対決へと向かう13日放送の第31回でも10.1%と、苦戦を強いられている。

「岡田演じる信長は、主演の松本潤演じる徳川家康が恐れる存在として初回から大きなインパクトを残した。これまで数々の時代劇をこなし、所作や馬術などをすっかり身につけてきたこともあり、“パワハラ上司”的な信長像の迫力は、松本が霞んでしまうほど。岡田が『土スタ』(NHK総合)出演時に『家康と信長の関係でもっていくような台本』と言及していただけあって、信長の最期は視聴者の心を打ったが、主人公級の存在感を放ってきただけに、視聴率ダウンには“信長ロス”も少なからず影響しているだろう」(放送担当記者)

 信長役といえば、同じ古沢良太脚本の映画『レジェンド&バタフライ』では、ジャニーズ事務所において岡田の大先輩にあたる木村拓哉が演じたばかり。綾瀬はるかがヒロイン役として帰蝶(濃姫)を演じ、製作費は邦画では破格の20億円という大作だったが……。

「映画の公開が1月27日ということもあり、『どうする家康』と完全に時期が被ったこともあって、迫力のある岡田の信長とどうしても比較されてしまい、『威厳が足りない』『いつものキムタク』などと評されることに。さらに『レジェンド&バタフライ』は古沢氏の独自解釈による信長と帰蝶の設定が歴史ファンには不評だったり、破格の製作費による壮大な合戦シーンが期待されたものの、ラブストーリーを主軸にしているため戦のシーンはほぼ省略という“肩透かし”もあって、興行収入は想定より伸びなかった。最終的には25億にも達しなかったとみられ、通常なら大ヒットといえるものの、この製作費では赤字。その穴埋めか、ゴールデンウィーク明けにはAmazonプライムビデオで独占配信となったが、辛口のレビューも目立ち、木村は東映創立70周年記念作品で主演という大役だったものの、とても代表作とは言えなくなってしまった」(映画業界関係者)

 嵐・二宮和也主演の『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)やSnow Man・目黒蓮主演の『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)は興行収入25億円を超えたとみられており、製作費が半分以下の後輩映画にも完敗を喫してしまった格好の木村。

 さらにプライベートでも後輩に“マウント”を取られてしまった。

「木村は2019年頃からブラジリアン柔術を習っていることをSNSやテレビ番組などで公言。2020年4月期の主演ドラマ『BG~身辺警護人~』シーズン2(テレビ朝日系)でキレキレのアクションを見せましたが、柔術を習い続けていたのはこのためだったと後にラジオで明かしています。実は2018年放送のシーズン1では、カルペディエムという道場の非売品パーカーを劇中で身につけ、問い合わせが殺到するという事態もありましたが、そうした縁からカルペディエムで柔術を真剣に学ぶことになったようです。今の帯の色は不明ですが、SNSで以前確認できたかぎりでは白帯。そこから昇格していたとしても、よくて青帯でしょう」(芸能記者)

 そのカルペディエムに同じく通っているのが岡田准一だが、先日、岡田と俳優の玉木宏が、世界最大規模のブラジリアン柔術の大会『ワールドマスター2023』にカルペディエム所属選手としてエントリーしたことが発表された。その際、玉木は白帯の上の青帯、岡田は青帯・紫帯のさらに上で、黒帯の下の茶帯でのエントリーだったことが判明したのだ。

「これは30歳以上の選手に参加資格がある世界選手権で、年齢でカテゴリーが分かれています。岡田さんは41歳から45歳までの『マスター3』のライトフェザー級(64.22キロまで)に出場。海外の選手は重い階級の方が多く、岡田さんの階級へのエントリーは10数人。なのでメダル獲得が期待されます。試合の経験がないのが唯一の不安材料ではありますが」(岡田と同年代の黒帯の柔術家)

 岡田が格闘技の“ガチ”勢ということは世間も周知の話ではあるが、岡田がメダルを獲得してしまったら、木村は柔術の話を封印することになりそうだ。木村といえば、来年4月期にはテレビ朝日で主演ドラマが決まっていると一部で報じられており、『BG』の新作の可能性が取り沙汰されているが、もはや木村は主演ドラマの視聴率でマウントを取り返すしかない?

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/08/15 12:00
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