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木村拓哉も織田裕二に続いて主演から“降格”へ? あの話題の映画が“予兆”か

木村拓哉も織田裕二に続いて主演から“降格”へ? あの話題の映画が“予兆”かの画像
木村拓哉

 伊藤沙莉主演のテレビ朝日系火曜ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』の第3話が7月18日に放送され、世帯視聴率は平均9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.5ポイントアップした。

 本作で注目されているのは、主役から陥落した織田裕二がどんな演技を見せるのか。1991年のフジテレビ系月9ドラマ『東京ラブストーリー』大ブレイクした織田は、その後も『振り返れば奴がいる』(同)、『お金がない!』(同)などで主演を務め、1997年に始まった『踊る大捜査線』シリーズ(同)で国民的俳優に登りつめた。

「しかし、2018年に『SUITS/スーツ』で10年ぶりに月9復帰するも、視聴率は右肩下がり。なんとか全話平均2ケタを維持しましたが、2020年のシーズン2は、コロナ禍の影響で3カ月の放送休止期間があったこともあり、全話平均視聴率8.5%と低迷。その後は民放ドラマからしばらく遠ざかりました。3年ぶりの民放連ドラ出演となる今回、テレビ朝日のドラマ初出演ですが、30年ぶりに主演ではないというところも大きな話題で、過去の栄光を捨てて“脇役”として再出発した格好ですが、制作側が気を遣っているのか、主演の伊藤沙莉を食う存在感を見せており、『織田裕二が主演だと思ってた』という声も多数。コミカルな演技も流石で、変に若作りをすることもなく、おじさん執行官を好演しており、視聴者からも好評です。織田の魅力を再発見した人も多かったようですね」(芸能ライター)

 そんななか、織田と同じようなポジションに立たされているのが木村拓哉だ。

 これまで“視聴率男”の名を欲しいままにしてきた木村だが、昨年4月期のテレビ朝日系木曜ドラマ『未来への10カウント』は全話平均10.9%を記録。第3話と第4話では木村主演ドラマとしては初めて1ケタ視聴率を記録するなど低迷した。さらに、今年4月期のフジテレビ系月9ドラマ『風間公親―教場0―』が全話平均9.8%と、木村主演ドラマ史上初めて2ケタを割り、自己ワーストを更新する結果に。キムタク神話崩壊となり、「主演俳優」から転落の危機もささやかれている。

 そして、その予兆はすでに見え始めているという。

「宮崎駿監督の新作映画『君たちはどう生きるか』は、事前の宣伝は一切しない戦略ながら公開4日で興行収入21.4億円を記録する大ヒットとなっていますが、公開日の朝になって声優陣などが発表され、木村も名を連ねていたことに世間から驚きの声が上がりました。木村といえば、宮崎作品では『ハウルの動く城』で主人公の声を担当していましたが、今回の役は4、5番手くらいの役。クレジットには『特別出演』とあり、大物感を演出してはいましたが、宮崎作品とはいえ、以前のジャニーズ事務所だったら絶対に引き受けていなかったはずです。しかも、いわゆるカッコいいキャラではなく、ゲスいセリフや滑稽なシーンもある。木村が“一段降りてきた”印象を受けました」(芸能記者)

 織田は“主演俳優”の座から降りたことで俳優として再評価され始めているが、木村もそこに続くことになるだろうか。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/07/21 11:00
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