乃木坂46・与田祐希『量産型リコ』の既視感…永野芽郁のあのドラマに似てる?
#テレビ東京 #与田祐希
6月29日にスタートした乃木坂46の与田祐希主演のテレビ東京系木ドラ『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』が話題を呼んでいる。
本作は、2022年に放送された与田主演の『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』のパラレルワールド的な作品。前作とは異なる「もう1つの世界」を舞台にしており、与田演じる主人公・小向璃子を始め、キャストと役名こそ同じなものの、まったく別のストーリーが展開される。前作は、イベント企画会社で働くごく普通のOLがプラモデルの魅力にはまり、自身も成長していく姿が描かれたが、今回も、プラモデルとの出会いをきっかけにした成長物語であるところは同様だが、今回の璃子はスタートアップ企業「ドリームクレイジー」の社長という役どころとなっている。
「2022年版では平凡なOL役だった与田ですが、今回はスタートアップ企業の社長役に。1年ほどしか経っていないはずなのにずいぶん大人になった印象で、前シリーズでの可愛らしさが懐かしく感じられるほどでした。それでも、プラモデルを作る際のポニーテール姿に視聴者は一瞬で骨抜きにされたようで、ネット上では『量産型リコ見てたら与田ちゃんに惚れてもうた』『与田ちゃんの演技好きなんよな 新しい量産型リコも面白かった』『与田ちゃんの朴訥さにZ世代のリアリティを感じる』『前作以上に与田ちゃんのイメージビデオ感が強くて良い』といった声が上がっています」(芸能ライター)
しかし、一部の視聴者からは設定があるドラマに似ているという指摘も……。
「大学で知り合った男子2人とスタートアップ企業を立ち上げ、ユニコーン企業(設立10年以内で評価額10億ドル以上の未上場のベンチャー企業)を目指すことになるのですが、これが昨年放送された永野芽郁主演のTBS系火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』と同じ。資金を得るためにベンチャー企業支援プロジェクトに参加し、プレゼンするもダメ出しされる、社員を募集して仲間が増える、すでに成功を収めている起業家が主人公にアドバイスを送る……というあたりもまったく同じであることから、『西島秀俊が出てこないユニコーンに乗って』との声もあります。
もっとも、立ち上げた企業名が『ユニコーンに乗って』はドリームポニーで『ドリポニ』と略されていたのに対し、『量産型リコ』のほうはドリームクレイジーで『ドリクレ』と略されていたり、『量産型リコ』ではプラモデル屋に迷い込んだリコが手に取るのが『ユニコーンガンダム』だったりと、明らかに『ユニコーンに乗って』を意識している印象です。『量産型リコ』のほうはライバルの女性社長が出てきたりと『ユニコーンに乗って』とはまるで違う要素もありますし、与田にユニコーンガンダムをつくらせるという前提ありきで企画され、あえて設定を寄せたのかもしれませんね。『ユニコーンに乗って』を知っていればパロディ的な楽しみ方もできるのでは?」(テレビ誌記者)
一方、こんな意見もある。
「そもそも『ユニコーンに乗って』自体、韓国ドラマやハリウッド映画の“パクリ”が疑われててます。高卒の女性主人公が起業するところや、同年代の優秀なエンジニアと、メンター的存在になる年上男性の2人の男性にサポートしてもらう構図などは2020年の韓国ドラマ『スタートアップ:夢の扉』に設定が酷似。一方、異業種で働いていた“おじさん”が若い女社長の会社に入社し、最初は使い物にならなかったり浮いた存在だったものの、徐々に欠かせない存在になっていくあたりは2015年のロバート・デ・ニーロ&アン・ハサウェイ共演の映画『マイ・インターン』のようだと指摘されており、『ユニコーンに乗って』はその両方を合体させたドラマでは?との声もありました。今回の『量産型リコ』がその『ユニコーンに乗って』を“拝借”していたとしたなら、二番煎じどころではなくなってしまいますね(苦笑)」(ドラマ・映画ライター)
“既視感”を楽しむことができるかどうかが2023年版『量産型リコ』のカギになるかもしれない。
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