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齋藤飛鳥、卒コンで「俺の嫁」ネタの裏に込めた後輩たちへのメッセージ

齋藤飛鳥、卒コンで「俺の嫁」ネタの裏に込めた後輩たちへのメッセージの画像1
齋藤飛鳥

 ウィットに富んだ一言の裏には、後輩に向けたメッセージも含まれていのだろうか。

 乃木坂46の1期生で、昨年末にグループを卒業した齋藤飛鳥が、5月17日と18日に東京ドームで『齋藤飛鳥卒業コンサート』を開催。最終日にて、自ら“恋愛解禁”に触れたことが話題を呼んでいる。

 約3時間のステージの最後に1人でステージに残った齋藤は、ファンに向けて最後のあいさつをすると、「私は今日で卒業なので、明日からは恋とかもするかもしれませんね?」と切り出し、「お前らの誰かの嫁が飛鳥になるかもしれませんね?」「“俺の嫁”ですね?」と続けたのだ。

「かつて乃木坂46のライブ開演前に『齋藤飛鳥は俺の嫁』とのコールが過熱し、禁止になった経緯があった。そのため、“俺の嫁”ネタを見事に回収したことで、ファンから拍手喝采を浴びています。彼女がプロなのは、きちんとお客さんファーストを示してくれていたこと。卒業までノースキャンダルでいたことも、齋藤をスーパーアイドルたらしめた要素だったことは間違いない」(アイドル誌ライター)

 そんななか、この“恋愛宣言”には別の意味も隠されていたと深読みしているファンも多いようだ。確かに、「明日から恋愛する」ということは、裏を返せば「乃木坂46は恋愛禁止」であると、後輩たちにクギを刺しているようにも聞こえる。

「今回の卒コンでファンが思わずもらい泣きしたのが、3期生・与田祐希のスピーチでした。齋藤を慕う与田は途中で言葉を詰まらせると『ごめんなさい。無理かもしれない…』と大号泣。『最後まで頼れる後輩になれなくて本当にごめんなさい』と、秘めた思いを吐露していました。

 与田は昨年末に“文春砲”で不倫疑惑をすっぱ抜かれ、NHK紅白歌合戦のリハーサルでは齋藤が目を合わせなかったことが報じられていました。直前に齋藤からもらった手紙を読んだため泣いてしまったようですが、この件に絡めた内容が書いてあったのかとも想像してしまいました。後輩思いの齋藤ですから、自身の卒コンであえて与田の禊の場を作ろうとしたのかもしれませんね」(前出・アイドル誌ライター)

 齋藤と与田の号泣ハグに、ネット上でも「先輩のラストステージで後輩が謝罪する卒コン始めて見た」「与田からすればけじめみたいなものだろうけどさ」「与田ちゃんの飛鳥ちゃんへのスピーチ、2月のバスラの時期だったら、難しかったと思う」「文春砲については、真実は本人にしか分からないけど、飛鳥ちゃんの卒業の時期に出てしまったから、与田ちゃんなりに迷惑をかけたという気持ちがあのスピーチの中に表れていた」「与田ちゃんなりにめっちゃ重く受け止めてるんやろな。こっからさらに化けて欲しい」といったコメントが飛び交っている。

 乃木坂46加入時は最年少の妹キャラだった齋藤。かつては「私がセンターじゃ売れなくなっちゃう」と泣いていた齋藤だが、最後は堂々たるエースとなり、後輩メンバーのお姉さんとなってグループを支える立場で活動を終えた。彼女が体現した乃木坂46イズムは後輩にもしっかり受け継がれていくだろう。

 そして、齋藤がこの先どういう恋愛をしていくのか? 卒業後も興味は尽きない。

久田萬美(アイドルライター)

1990年生まれ。大学卒業後、某週刊誌のカメラマンを経てフリーライターに。2ちゃんねるネイティブ育ちで根っからのゴシップ好き。

ひさだまんみ

最終更新:2023/05/19 20:00
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