「大野智は悪くない」論調に統一? 「副業問題」で“ジャニーズ御用媒体”の報道に変化
#大野智 #週刊女性 #女性セブン #ジャニーズ事務所
2020年12月31日をもって嵐が活動休止をしたのにともない、芸能活動を休止している大野智。そんな大野の動向はたびたび週刊誌などで報じられているが、ジャニーズ御用媒体での報道の“論調”に変化が見られると指摘されている。
「週刊女性」5月9日・16日合併号(主婦と生活社)が、昨夏から続いている大野の「副業」問題について、ビジネスパートナーとされるA氏に直撃。A氏は記者の質問に対し、「自分はいくら悪く書かれてもいいのですが、彼には迷惑をかけられないので」「いろいろと複雑でして」などと答えるのみで、具体的な内容はなく、記事タイトルにあるような「真相」は何ひとつ得られていない。
しかし気になるのは、この「副業」と大野の関わりについての説明に変化が見られたことだという。
「活動休止直後の2021年はたびたびプライベートの女性関係がすっぱ抜かれていましたが、昨夏以降は、以前に『週刊文春』(文藝春秋社)が報じた、沖縄南部の離島1200坪の土地を購入したという件が再燃し、リゾートホテル建設などの“副業”話が中心に。
2021年8月には“マザー牧場デート”を独占報道していた『週女』も、今年3月にはウェブ版で、“大野はバリバリ副業をしており、ジャニーズ事務所は副業を禁止しているので嵐の活動再開は困難”とする記事を出していました。しかし4月に入ると一転、リゾートホテル計画などはすべて、大野と共に会社を立ち上げたビジネスパートナーのA氏の独断によるもので、『大野さんは困惑しっぱなし』と報道(4月18日号)。これに続いて出されたのが今回のA氏への直撃記事で、やはり“大野は資金を出しているだけで会社を実質的に仕切っているのはA氏”という構図で書かれており、不動産投資などについても、『リゾートホテル計画を望んでいなかった大野が、同意したうえでのビジネスなのだろうか』と疑問を呈しています」(芸能記者)
つまり一連の「副業」について大野の意思は反映されていないという論調であり、「なんなら、大野がA氏に騙されているとでも言いたげに読める」(同)報じられ方へと変化している。
「昨夏から、宮古島巨大リゾートビジネスなど大野の“副業”について報じている『女性セブン』(小学館)はというと、当初から『これは本当に大野さんが望んだことなのか、周囲は危惧している』という論調で、『プライベートにも深く入り込んでいる』『気づけばAさんの家族も経営に関与するようになり、大野さんが役員にすら入っていないことを疑問視する関係者は少なくない』と、まるでA氏が大野を利用していると言わんばかり。“大野は出資しているだけ”、“大野はダイビングショップなど趣味を生かしたものをつくろうとしたが、A氏によってリゾートホテル建設へといつの間にか計画が変えられた”といった説明も『女性セブン』には以前からあり、『週女』がこれに追随した流れですね。こうした報道が出ているからこそ、A氏から『自分はいくら悪く書かれてもいい』という発言が出たのでしょう」(同)
「週刊女性」は長年ジャニーズ事務所と犬猿の仲で、現在も批判的な記事が出ることは少なくないが、2021年にはSnow Manや風間俊介らを表紙に抜擢するなど明らかな“雪解け”が見られるようになり、版元の主婦と生活社はジャニーズグループのカレンダー発売元のひとつに名を連ねるように。確実に売れる“カレンダー利権”を得たことで報道姿勢には変化も見られ始めた。
「たとえば『週女』は、Hey! Say! JUMP・山田涼介が出演中の『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)について、橋本環奈の弟役にジャニーズタレント3名が“バーター”出演していると批判的な記事を出す一方、今もっとも話題のジャニー喜多川前社長による所属タレントへの性加害疑惑については黙殺の構えの様子。しかもなぜか3月に入って元ジャニーズJr.のインタビュー記事をウェブ版で2本出し、どちらもジャニーズへの感謝が語られています。
以前から“カレンダー利権”を得ている小学館の『女性セブン』も、たとえばKing & Prince関連の報道では、退所する平野紫耀が『独立を誰より懇願した』とし、事務所に残る永瀬廉に同情的な記事が目立ちますし、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモトによるジャニー氏の性加害告発を取り上げたかと思いきや、カウアンの“意外な素顔”として素行の悪さを綴っています」(同)
今回の大野の「副業」をめぐる報道の変化には、ジャニーズ事務所側の“思惑”が感じられるという。
「活動休止中の大野の女性デートが次々とばっちり撮られたのは、ジャニーズ側から御用媒体への“ネタ提供”があったからではといわれています。そこには、“事務所が守らなければこういう報道がどんどん出る”という見せしめの意味があったとも。しかし、かえって大野はA氏との距離を縮めてしまう形となり、ますます活動再開から遠ざかってしまった。いま揺れに揺れるジャニーズにとって、嵐の活動再開はネガティブなムードを払拭するビッグニュースになりうる。A氏を悪者にし、“大野は悪くない”とすることで、復帰しやすい状況をつくろうと必死なのでは」(同)
大野がA氏の家族とも親しい間柄なのが本当であれば、A氏を悪者にする報道には反感を抱きそうなものだが、はたして……。
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