佐久間みなみアナは斜陽のフジ救う逸材か 「パリ五輪キャスター確定的」の声も
#フジテレビ #女子アナ
かつての「女子アナ王国」も今は昔、有力アナの相次ぐ退社などで人材不足に陥っているフジテレビの救世主になりそうな若手女子アナに注目が集まっている。その女子アナとは、昨年4月から土日夜のスポーツ情報番組『S-PARK』のメインキャスターを務めている佐久間みなみアナだ。
フジテレビでは、看板アナの一人だった三田友梨佳アナや、昨年末まで『Live News イット!』の情報キャスターを務めていた石本沙織アナが3月いっぱいで退社。昨春には、将来のエースと期待された久慈暁子(現在はタレント、モデルとして活動)や、『ワイドナショー』などに出演していた久代萌美アナが退社するなど、人材流出が深刻化している。早期退職者を募るなど局の経営事情が厳しくなったことが、女子アナたちの相次ぐ退職に影響しているとの見方もある。
『めざましテレビ』の総合司会を務める井上清華アナら有力な次世代エース候補もいるが、かなり層が薄くなってしまった感が否めない。そんな中、新たな「フジテレビのスポーツの顔」として注目度を高めているのが佐久間アナだ。
佐久間アナは上智大学在学中から女子大生タレントとして活動し、学業が優秀な学生に授与される「上智大学学業優秀賞」を二度も受賞した一方、3年生時に「ミスソフィアコンテスト」のグランプリを獲得した才色兼備。2020年4月にフジテレビに入社し、子ども向けアニメ『GO!GO!チャギントン』の番組ナビゲーターや『Live News イット!』のフィールドキャスターなどを担当した。
昨春からは『S-PARK』のメインキャスターに抜擢され、勉強熱心で観察眼も鋭いことから視聴者や関係者に好評。25歳という年齢の割に落ち着いた雰囲気なことも「メインキャスター」の貫禄につながっている。帰国子女でTOEICの最高点「945点」という英語力の高さでも知られ、大リーグ取材では、大谷翔平が所属するエンゼルスのジョー・マドン前監督らと通訳を挟まず自然に会話する姿が話題になった。海外のスポーツ記事や実況の英語独特の言い回しを分かりやすく紹介することにも定評がある。
来年はパリ五輪という世界的スポーツイベントが控えているが、すでに業界内では「フジのパリ五輪キャスターに佐久間アナが選ばれるのは確定的」との声も聞こえてきている。佐久間アナはフジの同僚アナたちが「ずっとデスクで勉強している」「事前の準備が半端じゃない」と口をそろえる努力家で、先述したように英語が堪能で海外選手とのコミュニケーションも直接しやすく、これほど五輪キャスターに打ってつけの人材はいないだろう。
佐久間アナは入社1年目から担当してきた『GO!GO!チャギントン』の番組ナビゲーターを1月いっぱいで卒業したが、これもパリ五輪を見据え、スポーツキャスターに注力するためだとみられている。
フジの女子アナというとビジュアル面も話題になるが、佐久間アナは3月に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で表紙&巻頭グラビアを飾っており、ネット上で「アイドル級」「女優のような美しさ」と反響を呼んだ。ルックスが抜群なので男性人気は間違いなく高いが、一方でフジの若手女子アナにありがちな「キャピキャピ」感がなく、女性ウケも期待できるのが彼女の大きな特徴といえる。
発売中の「FLASH」(光文社)が発表した「業界関係者300人が絶賛『本当に性格がいい』女子アナランキング」では、フジテレビ部門で佐久間アナが「チャラついたところがまったくない」「年配スタッフからも『やりやすい』と高評価」「演出の意図や、番組進行の理解度が抜群」などとして1位に選出された。2位の西山喜久恵アナや3位の永島優美アナを押さえてのトップとなっており、業界内の評判もいいようだ。
才色兼備で老若男女問わず好かれやすく、性格美人となれば、フジにとっては久々の逸材となりそうな気配。来年のパリ五輪をきっかけに大きく花開き、スポーツキャスターの枠を飛び越えて、没落した「元・女子アナ王国」を再興させる存在になることができるのか注目したい。
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