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フジ竹俣紅アナ、競馬中継への異動は「左遷」? “ド素人”状態での抜擢に疑問の声も

フジ竹俣紅アナ、競馬中継への異動は「左遷」? “ド素人”状態での抜擢に疑問の声もの画像
竹俣紅 公式Instagramより

 フジテレビの竹俣紅アナが先月30日、情報キャスターを務めていた朝の情報番組『めざまし8』を卒業。今月2日に競馬中継番組『みんなのKEIBA』に新MCとして登場した。朝の情報番組から競馬番組に異動したことで、一部では「出世コースから外れた」「左遷人事では」と指摘される事態となっている。

 竹俣アナは2012年、当時中学2年生という若さで将棋の女流プロとなり、抜群のビジュアルも相まって「かわいすぎる女流棋士」と話題に。バラエティ出演や写真集リリースなどのタレント活動も展開し、さまざまな価値観に触れたことで、大学在学中に「将棋以外の職業に就きたい」として棋士を卒業。2021年にアナウンサーとしてフジテレビに入社し、華麗な転身で世間を驚かせた。

 タレント性や話題性は申し分なく、即戦力かつ将来のエース候補として鳴り物入りで入社した竹俣アナ。入社2年目の昨年4月に『めざまし8』の情報キャスターに起用され、いずれは「番組MCになるのでは」と期待された。

 ところが、わずか1年で『めざまし8』を卒業することに。4月からは『みんなのKEIBA』のMCと、夕方の報道番組『Live News イット!』の月曜~木曜の天気コーナーを担当している。『みんなのKEIBA』は初の番組MCとなるので出世という見方もあるが、フジテレビの女子アナの王道出世コースは、高島彩アナ、加藤綾子アナ、永島優美アナら歴代のエースを輩出してきた『めざましテレビ』などの朝の帯番組だ。

 また、竹俣アナに競馬番組の司会をさせるというのも唐突感があり、『めざまし8』の最後の出演時に司会の谷原章介から「競馬の知識はありますか?」と問われると、彼女は「いま猛勉強中で寝る間を削って勉強しております」と、まったくの初心者であることを明かした。前任の堤礼実アナは、2016年の入社1年目から深夜の競馬情報番組に出演するなどし、経験と知識を蓄えてから2019年に満を持して『みんなのKEIBA』のMCに起用された。そう考えると、完全な“ド素人”の竹俣アナにいきなり競馬中継番組を任せるというのは疑問を感じなくもない。

 この人事に首をかしげている人は多く、複数のメディアが「出世コースを外れて左遷されたのでは」「懲罰的な人事か」などと報道。永島アナが同じく3月いっぱいで『めざまし8』のMCを卒業したが、その後任に竹俣アナの同期である小室瑛莉子アナが起用されたことで「同期とのMC争いに敗れたのではないか」といった指摘もある。

 しかし、競馬中継番組に回されたからといって出世コースから外れたとは言い切れないようだ。先述の堤アナは『みんなのKEIBA』を卒業した後、夜の報道番組『FNN Live News α』の月曜~木曜のメインキャスターに抜擢された。アナウンサーにとって報道は“花形”であり、同番組はフジのエース級だった三田友梨佳アナ(3月いっぱいで退社)が2019年から昨年末までメインキャスターを務めていたこともあって、局の期待の大きさがうかがえる。

 となれば、竹俣アナも『みんなのKEIBA』でしっかりとMCをこなし、評価を積み重ねていけば「左遷」「同期対決で敗れた」といった見方を覆すことができそうだ。初登場となった『みんなのKEIBA』の2日の放送では、G1レースの大阪杯で馬券を外したものの、優勝した武豊騎乗のジャックドールを本命にしたことで、競馬ファンから「いきなり本命馬的中すごい」「才能ありそう」といった声があがった。

 幸先のいいスタートを切った彼女が、アナウンサーとして今後どのように評価を勝ち取っていくのか注目だ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/04/05 21:00
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