トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > Snow Man、新曲が爆発的セールス

Snow Man、新曲が初週ミリオン見える勢い…キンプリファンに触発された?

Snow Man、新曲が初週ミリオン見える勢い…キンプリファンに触発された?の画像
Ment Recordings公式サイトより

 Snow Manの最新シングル『タペストリー/W』が発売初日の15日にオリコン集計で売上68.1万枚を記録した。その後も驚異的なペースで売上を伸ばしており、初週でのミリオンセールス達成も見えそうな勢いとなっている。

 通算8枚目のシングルとなる今作は、メンバーの目黒蓮が主演する映画『わたしの幸せな結婚』の主題歌「タペストリー」と、嵐・櫻井翔の主演ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)のテーマ曲「W」のタブルAサイドシングル。前作『オレンジkiss』の発売初日61.6万枚を上回る勢いで、今作で発売初日(店着日)にハーフミリオン達成はシングル作品7作連続となり、記録をさらに伸ばしている。

 ビルボードジャパンの3月13日~3月15日のCDシングル集計リポートでは、初動3日間で売上枚数が813,023枚に達し、現時点のランキングでトップを独走している。この勢いなら、Snow Man vs SixTONES名義でリリースされたデビューシングル『D.D./Imitation Rain』(2020年発売)以来となる初週ミリオンの可能性もありそうだ。

 今作をめぐっては、一部で「売上が落ちるのでは」との予測もあった。

 「タペストリー」はグループ史上初めてユニゾンパートがなく、メンバーたちがソロ歌唱で歌いつないでいく構成になっているのだが、公式Twitterで公開された「歌割り」によると目黒のパートが6つで最多となっており、歌い始めと歌い終わりも目黒のパートだ。目黒の主演映画の主題歌だから目黒のパートが多いのだろうが、他のメンバーの一部ファンから不満の声が噴出。また、同曲のミュージックビデオについても「メンバーの和装とセットや演出がミスマッチで違和感がある」「サビの目黒くんのダンスが他のメンバーと少し違っているので振りミスでは?」といった意見があり、「不買宣言」をするファンが少なからず現れる事態となっていたのだ。

 しかし、フタを開けてみれば過去最高ペースの売上に。SNS上では「初週ミリオン達成のチャンスだから追いタペストリーするか」「初週でミリオンいっちゃう!? 追加で買いにいこ!」といった声が飛び交い、ファンの間で初週ミリオン達成に向けた追加購入の動きも広がっている。

 こうしたファンの購買意欲の高さは、King & Princeのファン(通称・ティアラ)の“推し活”の影響と見る向きもあるようだ。昨年11月、King & Princeはメンバーの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が今年5月22日をもってグループを脱退し、それぞれジャニーズ事務所を順次退所すると発表。それ以来、ファンたちはメンバーたちへの感謝とグループの存在感の大きさを示すため、CDの購買運動などを展開している。

 その結果、昨年11月にリリースした11thシングル『ツキヨミ/彩り』がグループ初のミリオンセールスを達成。今年2月に発売した12thシングル『Life goes on/We are young』にいたっては、初週で103.2万枚を売り上げ、自身初の初週ミリオンとシングル2作連続ミリオンという快挙を達成した。それに加えて、デビューシングル『シンデレラガール』を追加購入する“追いデレラ”活動が繰り広げられ、こちらもミリオン間近まで迫っている。

 さらに、ファンは「キンプリにジャニーズ初の1億回再生を!」と、YouTubeで公開されている「ツキヨミ」のミュージックビデオの再生数の伸ばすために力を結集。今月16日についにジャニーズ初となる1億回再生突破が実現された。

 King & Princeファンのすさまじい熱量の応援活動に触発され、Snow Manのファンが奮起したことが今回の爆発的売上につながった可能性がある。これまでも驚異的なセールスを記録していたSnow Manだが、ファンの“推し活”に拍車がかかったことで勢いをさらに増していきそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/03/17 21:00
ページ上部へ戻る

配給映画