木村拓哉が松本潤の引き立て役に?「騎馬武者行列」対決で見える事務所の思惑
#木村拓哉 #松本潤
嵐の松本潤が、5月5日に静岡県浜松市で開催される「浜松まつり」の騎馬武者行列に徳川家康に扮して参加することが決定。2万人分の観覧エリアをもうけると発表されており、一部では「キムタクが松潤の引き立て役にされる」といった指摘が上がっている。
浜松は家康が天下統一の足がかりを築いた地で、その縁によって放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』に主演している松本の参加が決まったようだ。「浜松まつり」で騎馬武者行列が実施されるのは今回が初で、家康が40年ぶりに大河の単独主人公になったことから企画されたという。行列は5月5日の午後2時から約2時間を予定し、市は沿道に約2万人分の観覧エリアを用意。今月下旬にもルートや観覧の応募方法などを公表する。
ジャニーズタレントと地域の祭りのコラボといえば、映画『レジェンド&バタフライ』で織田信長を演じた木村拓哉が、昨年11月に岐阜市で開催された「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列に登場したことが大きな話題となった。優先観覧席の定員1万5000人に対し、応募総数は倍率64.4倍となる約96万人となり、当日の大盛況ぶりもあって「キムタク人気健在」を印象づけた。
ところが、それからわずか1カ月ほど後に「後輩のダシにされる」という事態が起きた。『どうする家康』の初回放送日に愛知県岡崎市で松本らが参加するパブリックビューイング&トークショーが開催されることになり、無料で観覧希望者を募ったところ、定員900人に対して約196倍になる17万6593人の参加申込みがあったと伝えられ、一部スポーツ紙などが「キムタク超え」と報じたのだ。主要スポーツ紙はジャニーズと親密な関係にあり、こうした報道の内容は事務所側の意向を汲んだものとみられている。
だが、この時は定員900人と定員1万5000人のイベントの応募倍率を比較するのはおかしいというツッコミが続出し、ジャニーズの無理やりな「松本アゲ」に対して冷ややかな反応も少なくなかった。
しかし、今回は完全に「地域のお祭りの騎馬武者行列」という同じ条件となる。ここで松本の動員力が木村を上回れば、今度こそ「キムタク超え」といっても差し支えないだろうが、2人を比較してくれと言わんばかりで「露骨すぎる」という印象が否めない。そうした事務所側の意向もあってか、今回の行列は観覧席の定員の時点で木村を上回っており、事務所側の「松本アゲ」の思惑が見え隠れしている。
SMAP時代から絶大な人気を誇っていた木村は、ジャニーズ事務所にとって大功労者であることに違いはないが、経営トップの藤島ジュリー景子社長は自身が育てた嵐に強い愛着があるといわれている。ジュリー社長にすれば、絶対的な存在だった木村を松本の引き立て役にすることで、嵐を育てた自身の手腕を誇示したいという狙いもあるのかもしれない。昨年からジャニーズは退所ドミノが連鎖しているが、このような扱いに木村が不満を抱けば去就問題につながる可能性もあるのではないだろうか。
松本潤のムチャクチャ不自然な「キムタク超え」報道、木村拓哉もキンプリの二の舞に?
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