松本潤、現場で“男を上げる”が視聴率は…『どうする家康』の舞台裏
#松本潤 #どうする家康 #ジャニーズ事務所
嵐の松本潤が主演する大河ドラマ『どうする家康』が、早くも正念場を迎えている。
ポップでスピード感のあるストーリー展開が売りで、前作の『鎌倉殿の13人』の重厚さとはまた違った魅力を見せている『どうする家康』。
しかし、1月8日放送の初回視聴率は世帯平均が15.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)となり、2018年度の『西郷どん』と並び00年以降で最低に。数字は徐々に下がり続け、1月29日に放送した第4話は世帯平均視聴率が13.9%まで落ちている。
「NHKは、スポーツ新聞や大手ネットニュース媒体に、“NHKプラスでの見逃し配信の数が多い”と強調して報道するようお願いするほどの慌てようです。念願となる松潤主演の大河ドラマで、低視聴率は許されないところ。このままでは2桁割れも危険視され、早くもピンチを迎えています」(民放関係者)
今回の低視聴率の原因は、NHKの責任が大きいという声が聞こえてくる。
「NHKは、広報戦略で完全に失敗しました。『鎌倉殿の13人』のときは、主演の小栗旬が協力的で、撮影の合間にインタビューや囲み取材に応じていた。でも、今回は多忙な松本ということで、取材スケジュールが満足に組めていないようです。また、乗馬シーンなど重要な場面でCGを多用し、チープさが目立つようになった。NHKは、ロケ地の確保に苦慮した結果、CGを使用していると言い訳のようなコメントを出し、メディア関係者の間でもシラけムードが広まっています」(同上)
ただ、松本の演技は高評価を受けているという。
「常に悩み、時には逃亡する情けない家康が、松本のポップな雰囲気によく合っている。良くも悪くもクセのない松本の演技は、織田信長役の岡田准一や、武田信玄役の阿部寛のアクの強さを引き立てていますね。松本の“軽い”演技が良い効果を生み出しているんです」(スポーツ紙記者)
そうは言っても、視聴率がこのまま上がらなければ、松本の“黒歴史”になるのは間違いない。ジャニーズ事務所も、今後の展開には神経をピリピリさせているようだ。
「ジャニーズ事務所の幹部は、コミカルな演出に疑問を抱き始めています。『どうする家康』は他の大河と比べて“若者寄り”の作りになっているのですが、それでは民放ドラマと変わらず、大河でやる意味がない。松本の良さを活かしながら、これまでの大河ファンも飽きさせない展開をジャニーズは求めているようです。ただ、それを実際にやるのは容易なことではなく、脚本を担当する古沢良太氏もかなり頭を悩ませているようです」(民放関係者)
古沢氏といえば奇しくも、木村拓哉主演で公開中の映画『レジェンド&バタフライ』でも脚本を担当。ジャニーズ事務所からのプレッシャーを相当、感じているところだろう。
そんな中でも、主演を務める松本は、座長としてなんとか現場を盛り上げようと努力を続けているという。
「昨年行われた記者会見で、松本はロケ弁やケータリングを自腹で豪華にすると話していました。実際に差し入れする回数も多く、月に一度はできたての豪華弁当を振る舞う予定のようです。また、若手の俳優陣やスタッフとのコミュニケーションも率先して行い、現場のムードを明るくしようとしている。現場の士気は上がっていて、松本のためにもなんとか盛り上げていこうと一丸となっているようです」(スポーツ紙記者)
孤軍奮闘する松本だが、さらなる動きを見せ始めているという。
「松本は<@jun.matsumoto_ieyasu>のアカウントで公式インスタグラムをスタートさせた。まだあまり写真は公開されていませんが、フォロワーはすでに100万人近くなっています。今後は、ドラマ以外の写真や動画もポストして、プロモーションの一環として活用するつもりです。こういった松本の行動はNHKスタッフの間でも大評判で、すでに今年の『紅白歌合戦』の司会を頼みたいなんて声も出ているほど」(民放関係者)
男を上げている松本だが、視聴率のほうはそう簡単に上げられるものではない。『どうする家康』を立て直すことができるのか?
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