菊池風磨が今度は“ジャニーズタブー”イジり…退所者の扱いに変化の現れ?
#菊池風磨 #ジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所の変化なのか、それとも変えようという動きが中で起こっているということなのか……。
Sexy Zoneが18日、Instagramで生配信を敢行した。Sexy Zoneは2022年をもってマリウス葉が脱退・退所したが、年末のドーム公演後に収録したファンクラブ向けのライブ映像では、マリウスと5人でつくった最後の曲となる「Timeless」も披露。Instagram生配信で佐藤勝利がこの曲のタイトルについてマリウスが選んだと説明すると、菊池が、口を隠すようなしぐさをしながら「あ、でもその名前は……」と、まるで“言ってはいけない名前”かのようにリアクション。佐藤は笑いながら「え? ヴォルデモートみたい」と、『ハリー・ポッター』シリーズに登場する“名前を言ってはいけないあの人”のキャラクターにたとえてツッコみ、一転して菊池が「マリウス見てる~?」とカメラに向かって呼びかけるというひと幕があった。
仲がいいからこその冗談であり、マリウスが円満退所となったことが改めてうかがえる場面だったが、一方で、ジャニーズ事務所では大半の退所者について名前が言及されず、映像でも編集などでカットされるような“退所者タブー”があり、これを菊池がイジったのだともいえる。
菊池といえば、今年頭には、ラジオ番組の中で元ジャニーズJr.の安井謙太郎の名前を連呼する場面もあった。2人は親友とも呼べる関係で、安井の在籍時はたびたび仲良しエピソードが語られていたが、安井は2019年3月に退所。それも、安井が所属していた7人組ユニット「Love-tune」のメンバー全員が退所し、2019年5月より「7ORDER」と名を改めて活動を続け、成功していることから、ジャニーズ内では“タブー”的存在の最たるものだと思われていた。
だが菊池は、Sexy Zoneとして出演した1月7日放送のラジオ番組『らじらー!新春SP Sexy Zone おっきいステージも立てたらいいな』(NHKラジオ第1)内で、HiHi Jets・高橋優斗が『らじらー!サタデー』のMCに2021年より戻ったことを聞くと、「じゃあもしかしたらあれだ。安井謙太郎も戻ってくる可能性あるんだ!」とフルネームで安井について言及。その後も安井の名前を出し、「どうかな、いま安井聞いてるかな?」などと呼びかけたり、最後の締めのあいさつでも、個々に自分の名前を名乗っていく場面で「安井謙太郎!」と叫び、佐藤に「いや、Sexy Zoneではないのよ! ファミリーだけどさ」とツッコまれていた。
これにはファンから喜びとともに驚きの声が上がったが、ここ最近、ジャニーズは退所者に触れるケースが増えている。2016年に退所した元ジャニーズJr.で、現在はINIのメンバーとして活躍している田島将吾が1月30日の『CDTV ライブ!ライブ!』2時間スペシャル(TBS系)でKAT-TUNと一緒になり、田島が憧れていたKAT-TUNの楽屋を訪れたことをのちにファンに報告すると、その後KAT-TUNの上田竜也も、自身の個人ブログで「元ジュニアの子が挨拶にきてくれて、嬉しい事を言ってくれた」と報告。INIや田島の名前こそ出してはいないが、他事務所で活躍している元ジャニーズJr.に言及するケースは珍しく、双方のファンの間で大きな反響を呼んだ。
さらに2月23日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)ではゲストの生田斗真とヒロミが、MCの櫻井翔とともに「伝説のジャニーズJr.『K』」に生電話するという企画があるようだ。これは2000年に退所し、芸能界を引退した元ジャニーズJr.の小原裕貴のこととみられている。
「退所後は某大手広告代理店に勤務している“一般人”の小原さんですが、数多いるジャニーズJr.の中でも、ファンの前で公式に“卒業”を発表でき、事務所が卒業公演の場まで用意したという異例中の異例の存在です。通常、ジャニーズJr.は退所の発表なんてなく、ひっそりと姿を消すのみですからね。しかも小原さんは一般人となってからも、2017年にジャニーズJr.時代にレギュラー出演したドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(1997年・日本テレビ系)の20周年スペシャルに同じ役柄で出演したり、2021年にも『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ系)での株式会社TOKIO特集で顔出し出演し、松岡昌宏と仲良く談笑する場面が放送されています。もともと小原さんは特例的な存在なので、またテレビでジャニーズと絡んでもさほど驚きはありませんが、今この時期にゴールデンプライム帯のジャニーズMCの番組で取り上げるのには、何か意味があるのかなと勘ぐってしまいますね……」(アイドル誌記者)
2022年には滝沢秀明氏の退社や、King & Princeの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人の退所予定が発表されたほか、ジャニーズJr.も22名ほどが退所したとみられている。今年1月31日にも田中誠治ら4名のジャニーズJr.のプロフィールがジャニーズJr.公式情報サイト「ISLAND TV」から消えており、また退所時期は不明ながら、滝沢氏が名づけ親とされるジャニーズJr.ユニット「IMPACTors」も7人全員で退所予定であることをジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦が認めている。
退所者が相次いでいるだけに、ジャニーズ事務所内で退所者に対する“扱い”が変わってきているのではとの指摘もあるが……。
「小原さんや長瀬智也さん、森田剛さん、マリウスさんのような円満退所の例を除けば、やはりジャニーズのメンバーが退所者について触れることはほとんどありません。また、SNSの運用もガチガチにルールで縛られていて、ジャニーズ事務所の人間か関係者・関連企業以外は基本的にフォローできませんし、インスタライブなどの生配信などでも、他事務所の人間がコメントをくれても名前すら呼んではいけないという状況ですから、事務所の対応が変わったというのはちょっと考えにくいですね。むしろ菊池さんが安井さんの名前を連呼したり、マリウスさんの名前が出たときに“言ってはいけない”かのように振る舞ったりするのは、そうした“タブー”の多さに辟易しているからでは。菊池さんが先陣を切って、中から変化を起こそうとしているように見えます。菊池さんは『後輩のために』とジャニーズ成人式の17年ぶりの復活を提案した人でもありますしね」(同)
3月にはジャニーズJr.の「22歳定年制」導入が予定されており、退所者はまだまだ増えるとみられるジャニーズ事務所。“リストラ”とともに内部も変わっていくのだろうか。
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