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日テレ局アナの不満が大爆発!? 新番組『DayDay.』にNHK武田真一アナ投入で…

日テレ局アナの不満が大爆発!? 新番組『DayDay.』にNHK武田真一アナ投入で…の画像
「日テレTOPICS」より

 一部でNHKを退局し、フリーアナウンサーに転身すると報じられてた武田真一アナウンサーが、早期定年退職制度を利用して2月末で同局を退職することが2月2日に正式に発表された。

 この発表と前後して、『スッキリ』『バケット』に代わって4月からスタートする日本テレビ系の新情報番組『DayDay.』のMCに、武田アナが抜擢されると一部スポーツ紙が報道。すでに発表されている南海キャンディーズ・山里亮太、日本テレビの黒田みゆアナウンサーと共に3人体制で臨むことになるようだ。

「武田アナは報道志向であったことから、視聴率が苦戦している『news23』(TBS系)の抜擢も期待されていました。フリーになることで贅沢も言っていられないのでしょうが、朝の情報番組の顔になるのは少し意外でしたね」(テレビ誌ライター)

 『DayDay.』のMCを務めることが正式に決まっている日本テレビの黒田アナはまだ3年目とあって、山里のサポートを1人で任せるのには不安があったのだろうか。「好きな男性アナウンサーランキング」で2位となるなど人気で、2016年には『NHK紅白歌合戦』の総合司会も務めるなど、さまざまなジャンルで場数を踏んできた武田アナに白羽の矢が立ったようだ。

 武田アナの抜擢には視聴者から期待の声が集まっている一方、日テレ局内では不穏な空気が漂っているという。テレビ関係者が耳打ちする。

「日テレといえば、同じく元NHKの有働由美子アナが『news zero』のキャスターを務めていることもあり、エースの水卜麻美アナを中心に『なぜ局アナを使わないのか』『いつからウチはNHKの天下り先になったのか』と局アナたちの不満が爆発しているといいます。『スッキリ』はもともと“吉本枠”だったことから山里のMC就任は仕方ないにしても、武田アナのギャラは1本60万円と言われ、制作費が圧縮されている中で、年間1億円以上が支払われる計算となる。歓迎されないのは当然でしょう」

 とりわけ、冷や飯を食わされることになりそうなのが、『スッキリ』に出演中の岩田絵里奈アナだ。

「4月からはレギュラーが『世界まる見え!テレビ特捜部』だけとなりそうですが、こちらも9月いっぱいをメドに打ち切りが検討されています。視聴率は及第点ながらネックなのは制作費の高さ。世界から借りている映像の使用料が高額であることに加え、所ジョージ、ビートたけしのギャラが1本各500万円と言われている。1本制作するのに5000万円かかるバラエティは、今のテレビ界ではありえませんからね。

 そして岩田アナは『スッキリ』の終了が決まった際に、フリー転身を周囲に匂わせたことが局の上層部の耳に入り、しばらくは不遇を囲うことになりそうな気配です。その合間に黒田アナが“ポスト・水卜アナ”に急浮上していくのでは」(前出・テレビ関係者)

 武田アナ投入の波紋はどんな形で広がっていくのだろうか。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2023/04/18 18:29
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