「松本人志はお笑いイップス」…ケンコバ元相方の指摘が議論を巻き起こす?
#松本人志
《松ちゃんを死ぬほど好きだった元芸人村越が今の松ちゃんはすでに終わっていると思う理由について語ってみた》
こんなタイトルで、1月22日、25日、29日に前中後編の3本の動画をアップしたのは、90年代にケンドーコバヤシと「モストデンジャラスコンビ」を組んでいたことで知られる元お笑い芸人の村越周司氏だ。コンビ解散の2000年以降はピン芸人として活動していたが、昨年8月31日をもって引退。その後、『元芸人村越のお笑いネタディスりチャンネル』と題されたYouTubeチャンネルをスタートさせ、「元芸人のお笑い好きのイタい素人のおっさん」としてお笑い賞レースやネタ番組などについて持論を語っている。
その村越氏がお笑い界の頂点に君臨するダウンタウン・松本人志に対する批判を展開したことで、お笑いファンなど一部を中心に注目を集めた。
「“松っちゃんのことが好き”と言っている芸人の100倍は好きと自称する村越氏は、『2005年まではホームランばっかりだった』松本が、2007年に監督した映画『大日本人』の頃から“劣化”し始めたと主張。以降の創作物やコントについてはまるで『別人』だとし、この急激な変化の理由について、『カネ・地位・家族を手に入れたことで満足して攻めなくなった』『周囲のYESマンの存在がダメにした』と挙げつつ、映画が失敗に終わったことで完璧主義者ゆえの“お笑いイップス”にかかり、それが今も克服できてないと結論づけています。村越氏は昨年末にも『FRIDAY』(講談社)の取材に『元は松本信者』としたうえで『(今の)松本さんは芸人としては死んでると思います』と語っており、ずっと言いたかったことなんでしょうね」(芸能ライター)
こうした村越氏の意見について、コメント欄では「あの人をひっくり返すスターが出てきてないことのほうが大問題なんよ。みんな、松ちゃんを越せないと思いすぎ」「新しい笑いを作り、時代を作り、計り知れない功績を作った芸人。そのままふんぞり返ってもいいところをなお現役で創作しつづけ、挑戦しつづけても『終わった。調子に乗った』と片付けられる世界か…悲しいなぁ」と反論するものもあるが、元芸人ならではの考察ともなっているこの批判に、「3つとも拝聴させて頂きましたがとても分かります」「たしかに今の松本さんは『何をしても笑ってもらえる』『笑わないとダメなレジェンド』になっているのだと思います」「愛ゆえの批判で面白かったです」など、同意する声も上がっている。
「昨年9月にはホリエモンこと堀江貴文氏もYouTubeにて松本に言及。『ダウンタウンさんの松本さんのお笑いとかが、一番つまんないと思う。何が面白いのかサッパリ分からない。映画も見たけど、マジでつまんなかった』とバッサリ斬り捨てていました。
また、昨年10月に行われた『キングオブコント2022』では、審査員を務めた松本が優勝者したビスケットブラザーズに対し1st・ファイナルステージともに大会史上歴代最高得点となる98点をつけつつ、『100点をつけてもよかった』と絶賛。ところが、この高評価に納得できなかった視聴者も少なくなく、『松本は審査員から外したほうがいいのでは』との議論も起こっていました」(前出・芸能ライター)
もっとも、村越氏のYouTubeチャンネルは登録者数は1000人もおらず、一連の松本批判の動画も3本の合計で1万回再生にも達していない。村越氏の“松本愛”は残念ながら本人のもとには届かなさそうだ。
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