松本人志が『酒のツマミになる話』で極楽とんぼ山本に“公開出演オファー”したワケは?
#松本人志 #吉本興業 #山本圭壱 #人志松本の酒のツマミになる話
1月20日に放送されたフジテレビ系『人志松本の酒のツマミになる話』に、極楽とんぼ・山本圭壱がサプライズ登場した。
この日、ゲストとして出演していたのは、山本の新妻である元AKB48の西野未姫。番組の最後に山本が“西野のお迎え”として突如、スタジオに現れたのだ。山本にとって地上波テレビ出演は、実に5年ぶりだった。
ここで松本人志は山本に対し、「山本もまたこっちにおいでや」と正式なゲストとしての出演を要請。さらに「なんなら極楽とんぼとしてきてほしい」と、加藤浩次と2人での出演をオファーしたのだ。
「松本さんが、極楽とんぼ2人での出演をオファーしたのはちょっと驚きでしたね。だって、極楽とんぼと吉本の関係は決して良好ではないのですから」(お笑い事務所関係者)
2006年の不祥事で吉本を解雇となった山本は、16年に吉本に復帰している。一方、加藤浩次は19年の“闇営業騒動”後に吉本興業とエージェント契約を結ぶも、21年3月いっぱいでその契約が終了。その後は、吉本興業を離れ個人事務所を立ち上げて活動している。
「もともと極楽とんぼは、大崎洋吉本興業会長体制の吉本上層部とあまりうまくいっておらず、山本さんの復帰に10年もかかったのもその影響だとされています。だから、山本さんは復帰後も目立った活動はなく“社内干され状態”と言われているんです。そして、加藤さんについては闇営業騒動で上層部に噛み付いたことで、関係が悪化。吉本が加藤さんを切るような形での契約終了となりました」(同)
吉本にとって歓迎されないコンビである極楽とんぼに対し、吉本の“トップ”である松本人志が出演オファーをしたのは、どんな背景があるのだろうか。
「松本さんは、闇営業騒動以降、吉本を“芸人ファースト”の会社にすべく動きました。その結果、しっかりとギャラが払われるようになり、生活が楽になった芸人が多いのも事実です。でも、一方で加藤さんとのエージェント契約を終了したり、山本さんが干され状態にあったりなど、吉本上層部の判断で芸人が不当に扱われるケースもあるわけです。松本さんは、その状況を改善したいと思っているのではないでしょうか。番組内での山本さんへのオファーは、吉本上層部に向けた“メッセージ”だったのだと思います」(同)
吉本興業において、松本人志の意向は最大限に優先されると言われている。
「会社のトップである大崎洋会長は、ダウンタウンの育ての親ではありますが、ダウンタウンがいたからこそのし上がれたというのも事実。松本さんが極楽とんぼを使いたいと言えば、それに“NO”という人はいないでしょう。もし、ここでNOと言える人がいるなら、それは加藤さんだけでしょうが、加藤さんは吉本にこそ恨みはあっても、松本さんに恨みはないでしょうから、それも考えにくい。近いうちに極楽とんぼが『酒のツマミになる話』に出るのは間違いないと思います」(同)
松本人志による吉本興業“芸人ファースト化計画”は、着実に進んでいるようだ。
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