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ジャニーズWESTのバラエティ王が俳優としても躍進? 桐山照史、主演ドラマに続編報道

ジャニーズWESTのバラエティ王が俳優としても躍進? 桐山照史、主演ドラマに続編報道の画像
Amazon『ゲキカラドウ Blu-ray BOX』( TCエンタテインメント)より

 ジャニーズWESTの桐山照史が2021年1月期に主演したグルメ系ドラマ『ゲキカラドウ』(テレビ東京系)の続編が今年の4月期に放送されると一部で報じられ、ファンが歓喜に沸いている。

 桐山にとってドラマ単独初主演となった『ゲキカラドウ』は、中堅飲料メーカーで働くサラリーマン・猿川健太(桐山)が上司らの影響で「激辛道=ゲキカラドウ」に目覚め、激辛料理を追い求めながら世間の世知辛さに立ち向かっていく成長物語。松重豊の主演でヒットしたドラマ『孤独のグルメ』(同)シリーズと同じく、実食シーンは実在の激辛料理店で撮影されている。

 「地獄ラーメン50丁目」「地獄谷の麻婆豆腐」など聞いただけでも辛そうな実在の激辛グルメが登場し、放送中から桐山ファンだけでなく激辛好きの間で話題に。ジャニーズとしては珍しいガッシリ体型の桐山が汗をかきながら激辛料理を食べるシーンは「飯テロすぎる」「すごくおいしそうで激辛料理が食べたくなる」と評判で、Netflixで配信されたことでその人気はアジア圏にも波及していった。

 以前から続編を希望する声は多かったが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が「桐山照史ホットな連帯感で狙うポスト松重豊」と題し、4月期に続編の放送が決定したと報道。同誌によると、シリーズ化は桐山にとっても念願で、すでに昨年10月から撮影が始まっているという。

 桐山といえば、メンバーから「テレビの人」とイジられるほどバラエティ対応力が高い。木曜レギュラーを務める『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)やグループのレギュラー番組『DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった』(TBS系)などでは、初対面の一般人ともすぐに打ち解けてコメントを引き出す「リポート上手」の一面も見せており、一部ファンからは「コミュ力お化け」とも。さらに、ジャニーズらしからぬ豪快な食べっぷりでグルメリポートに定評があり、グループ随一の料理上手でもあることから、そうした独自の持ち味が『ゲキカラドウ』にも生かされたといえる。

 その一方、桐山は俳優としてのポテンシャルも高く、関西ジャニーズJr.時代からドラマ『ごくせん』第3シリーズ(日本テレビ系)や竹野内豊が主演した『流れ星』(フジテレビ系)などで注目されていた。グループのデビュー後に出演したNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』(2015年)の白岡榮三郎役は脇役ながら強い印象を残し、その好演ぶりから「演技のうまい若手俳優」だと思い込んでいた視聴者がジャニーズアイドルだと知って驚くという事態が続発したほどだ。

 しかし、一般的には「ジャニーズWESTのバラエティ王」のイメージが先行していたこともあって、長らくドラマでメインになることはなく脇役での起用が多かった。「実力は十分」の彼にとって単独初主演ドラマとなった『ゲキカラドウ』がシリーズ化する意味は大きく、松重に続く「飯テロ俳優」の道が見えただけでなく、役者としてブレイクする可能性も生まれたといえる。

 ジャニーズWESTは一時、関西の先輩である関ジャニ∞と急激にブレイクした後輩・なにわ男子の間にはさまれて苦しい時期があった。だが、2022年は念願の初ドームツアーを成功させ、初の野外フェス出演を果たし、同年8月に発売した19thシングル「星の雨」は初週29.2万枚を売り上げ、デビューシングル「ええじゃないか」の初週売上を上回る自己最高記録を達成。冠番組の『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST』(テレビ朝日系)やレギュラー番組の『DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった』も好評で、デビュー8周年にして大躍進を果たした。

 主演ドラマのシリーズ化となれば桐山の俳優としての注目度はより高まるはずで、グループのさらなる飛躍につながる可能性もありそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/01/20 21:00
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