目黒蓮、朝ドラ出演は損しただけ? 脚本家交代に振り回され“嫌われキャラ”のまま退場か
#目黒蓮 #舞いあがれ!
オリコンの「2022年ブレイク俳優ランキング」で1位となるなど、2022年に俳優として大躍進したSnow Man・目黒蓮。その勢いを牽引したのは、見逃し配信のTVerで数々の新記録を打ち立てるなど一大ブームとなった10月期の恋愛ドラマ『silent』への出演だったが、一方で国民的ドラマである「朝ドラ」への出演はあまり意味がなかったかもしれない。
福原遥が主演するNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』が13日、第15週の放送を終えた。第8週から11週まで描かれた「航空学校編」で、主人公の岩倉舞(福原遥)は柏木弘明(目黒蓮)らと切磋琢磨しながら航空学校を卒業。その過程で舞は柏木に告白されて交際することになるが、卒業後、柏木はサンフランシスコへの短期留学を経て航空会社に就職、一方で舞はリーマンショックのあおりを受けて内定をもらった福岡の航空会社への入社が1年延期となり、地元の東大阪に戻ったことで、第12週からの「リーマンショック編」では柏木の存在はすっかり薄くなった。そして第15週のラスト、航空会社への入社を諦めて実家の工場を手伝うことを決めた舞は、柏木とも別れることに。
時を経て再登場する可能性もあるが、“元カレ”の柏木はここでドラマからは退場となると見る視聴者は多いようだ。そして、意外なことにSnow Manや目黒ファンの中には「ホッとしている」人も少なくないという。
「柏木は残念ながら“嫌われキャラ”なんです。目黒さんも『自分でも嫌なやつだなと思いながら演じています』と話していたように、柏木はもともとはエリート気質の鼻持ちならない一匹狼キャラで、それが舞ら同期との友情が築かれる中で少しずつ変化してはいったのですが……それでも周囲のキャラのほうが魅力的だったため、『舞がなんで柏木を選んだのかわからない』という声が多数。さらに、卒業後はすぐに遠距離恋愛となるわけですが、ただでさえ出番が急減した柏木は、恋人の心情や状況を慮ろうとする姿勢が見られず、一方的に自分の考えを話しているだけの存在に映ったため、全然好感度が上がらず、“反省会”でも批判のやり玉にあがりやすかった。結果、柏木が退場しそうな展開に『中の人のファンだけど、柏木がもう叩かれることがないと思うと正直言って少しホッとしている』という声まで出てしまっています」(アイドル誌記者)
もっとも、柏木については「不憫」と見る向きも少なくないのだという。
「せっかく途中から不器用でツンデレなキャラが表に出るようになり、愛され要素が増していたのに、ヒロインとの恋愛を絡めたことでまた“ダメキャラ”に転じてしまいました。そもそも卒業後の出番の少なさを考えると、当初は柏木と舞がくっつく予定ではなかったのでは、とも考えられています。航空学校編はメイン脚本家の桑原亮子さんとは別の脚本家が担当しましたが、一部報道によれば、もともとは4週もやる予定はなく、舞がフェイル(訓練カリキュラムを通過できないこと)となって退学する予定だったものの、航空大学校が監修に入っているために引き伸ばさざるをえなかったといいますからね。そして航空学校編が終わって桑原さん脚本に戻ると、柏木の存在は空気のように薄くなり、そのまま舞との関係も切れてしまった。不器用キャラがあまり生かされないまま退場となりそうなだけに、脚本家交代に振り回されたかわいそうなキャラだと同情的な人も多いですよ。航空学校編は吉川晃司さん演じる鬼教官も当初予定していた設定から変わってますし、ここでいろいろな破綻が起こってしまった可能性は高い」(テレビ誌記者)
航空学校編は昨年夏の撮影で、目黒はその後『silent』の撮影に臨んだとみられる。Snow Manとしての活動も多忙な目黒が『舞いあがれ!』に再登場するかは怪しいところだが、その際はぜひ柏木の“嫌われキャラ”が払しょくされる展開を期待したいものだ。
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