大谷翔平のWBC会見“仕切り”めぐり…TBSとテレ朝が会見場で小競り合いトラブル
#テレビ朝日 #TBS #WBC
新年早々、都内某所でTBSとテレビ朝日がガチンコの“小競り合い”トラブルを起こしていたことがわかった。
現場となったのは1月6日の午後5時過ぎから行われた、野球の国際大会「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の記者会見だった。
「会見では野球日本代表・侍ジャパンの栗山英樹監督とアメリカ・メジャーリーグのロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手が出席。メンバー発表後、大谷選手が5年ぶりの意気込みを語るという内容だった」(番記者)
昨年のシーズン中はお昼のワイドショーでも連日のように大谷の活躍が取り上げられたことから、テレビ各局はこぞって会見を生中継したが、ここでトラブルが発生した。
「6日は、WBCの日本代表選の中継をTBSとテレビ朝日の2局が地上波で生中継することも発表されました。そのため会見には両局のスタッフが集結。TBSは、学生時代に硬式テニスで世界大会出場経験を持ち、現在はスポーツニュース番組『S1』のキャスターを務める石井大裕アナウンサーが現地入り。一方でテレビ朝日は『報道ステーション』のスポーツコーナーを担当する安藤萌々アナウンサーが駆けつけました。どちらの局も『うちはアナウンサーをわざわざ現場まで派遣した。主導権を握って代表質問したい』と主張したことからトラブルに。なかなか収拾がつかず、主催者サイドも苦笑いでした」(同)
大谷選手への「代表質問」をどちらが担うかが争点となったわけだが、火をつけたのはTBSサイドだったという。
「TBS側がテレ朝側に『ここはうちが仕切りますから。代表質問する人員も間に合ってますから』と付け入るスキを与えなかったことから、テレ朝側のスタッフが激怒した構図です。結局、折衷案としてTBSの石井アナ、テレ朝の安藤アナの順で地上波中継2局が代表質問するという異例の形式を取って、何とかその場は収まりました」(同)
一般人からすると「別にどっちが質問してもいいのでは?」と思いたくもなるが、「代表取材は局のメンツに関わる問題」というのは某在京テレビキー局関係者の話。
「テレビ各局は毎年持ち回りで幹事局を決めていて、そこが主催者や球団、競技団体と取材や会見仕切りの交渉をします。今年はテレビ朝日が幹事局なので、そのままやらせたらいいものを、TBSがしゃしゃり出たためトラブルになったというのが真相」
ちなみにテレビ朝日の安藤アナは6日午前中、神宮球場に近い場所であったヤクルト村上宗隆選手らの公開自主トレーニング取材にも駆けつけ、この時はピンクのセーターに真っ白なパンツで登場。夕方の会見にはわざわざ衣装チェンジして駆け付けたが、その努力もあわや水の泡と化しそうな状況だったというわけだ。
今回は丸く収まったが今後、第2、第3ラウンドのゴングが鳴る日も近いかもしれない。
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