大谷翔平は“三刀流”? 投げて、打って、書いて…「サインボールで6000万円」の世界
#大谷翔平 #MLB
昨年、全米を席巻したエンゼルスの大谷翔平。契約の都合で、まだビッグマネーを得るには至っていないが、“サイドビジネス”の方は順調だ。北京五輪の閉幕を控えた2月19日、大手紙に掲載されたのは大谷翔平のサイングッズの広告だった。
「今回販売されたのは、大谷の直筆サインボールです。広告には『リアル二刀流デビュー記念』と記されていて、品物はボールに特製展示ケースが付いたもの。大谷が直接ペンを取って署名したことを示すMLBの公式認可マークが添えられており、シリアルナンバーも付いています。限定300点で、価格は19万8000円(税込21万9780円)とのことなので、これで売り上げはざっと6000万円です」(週刊誌記者)
広告によれば、サインボールはMLBの公式球で、代理人立ち会いのもとでサインされたとのこと。20万円が高いか安いかは判断が難しいところだが、こういったビジネスまで含めて“メジャー”と考えるのがアメリカ流だ。
「大谷の直筆サインボールがこういった形で売られるのは初めてではなく、メジャーリーグデビュー記念や、最優秀新人賞受賞時にも直筆サインボールセットが販売されています。イチローがメジャー通算3000安打を達成した時も、記念のサインボールは販売されました。
日本ではまだまだ根付いていない印象がありますが、アメリカでは選手のグッズをビジネス化するメソッドが確立しており、サインボールのみならずバット、グラブ、ユニフォーム、手袋など、様々な用具がオフィシャルな形で流通しています。選手の成績や評価などによって“流通価格”が上下するのが当たり前です。
アメリカの4大スポーツ(MLB、NBA、NHL、NFL)の選手カードも投機の対象となっており、2月始めにはバスケットボール界のレジェンド、マイケル・ジョーダンのルーキーカード(ルーキーイヤーの選手カード)が約7700万円で取引され、大きな話題になりました」(スポーツライター)
大谷は今期終了後、数百億円単位の契約を結ぶ可能性が濃厚だ。6000万円など“はした金”かもしれないが、将来の活躍いかんでは20万円のサインボールが何千万円に化けるかも!?
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