さんまの『THE W』“ダメ出し”が図星で…日テレが2023年の開催中止を検討!?
#日本テレビ #明石家さんま #THE W
ウエストランドがテレビ局をはしご中だ。やはり『M-1グランプリ』王者の肩書は絶大で、お笑い界の賞レースでは頭一つも二つも抜けた「人生が変わる大会」だったと言える。
そんななか、来年の開催が危ぶまれているのが、『女芸人No.1決定戦 THE W』だという。昨年12月10日に日本テレビ系で放送され、天才ピアニストが六代目女王となったが、大会自体に厳しい“ダメ出し”をしたのが明石家さんまだった。
昨年12月17日のラジオ番組では、アシスタントの村上ショージと賞レースの話題となり、「『THE W』こないだ観てましたけど、ピンだ、漫才だ、コントだ……バラバラでやりあってんねんな」と、“異種格闘技戦”であることを疑問視。ショージが「女性というだけですよね、“括り”は」と続けると、「ああ、括りはそうなってんのか。(ネタのジャンルが違うため)比べられへんから、『困ったもんやな』と俺は思って観てましたけども。かわいそうですね、あれ。納得して出てんのやろけども」と出演者に同情してみせた。
「もちろん、日本テレビもジャンルが“何でもアリ”になってしまっている欠点については気付いていました。もともとは、吉本興業がくすぶっている女芸人をなんとかしようと、日テレと組んで立ち上げたものですが、“女芸人”という括りが大前提なので、仮にジャンル分けすれば、単純に出場者の数が揃わなくなる。優勝賞金1000万円に加え、日本テレビ系の人気番組『踊る!さんま御殿!!』『行列のできる相談所』などに出演できる番組出演権と“冠番組”が贈られることもあり、出場者にはそれなりのクオリティが求められます。ともあれ、中堅芸人の指摘ならともかく、他ならぬさんまの御意見とあらば、局としても何らかの対応が必要になる。局内では早くも2023年の中止が検討されているようです」(テレビ関係者)
また、男女平等の時代に女性のみが出場できるという規定についても世間からは異論が続出している。
「男性芸人のみしか出場できない大会があったとしたら、差別だなんだと騒がれているのは間違いありません。ましてや、2022年の『M-1』決勝に女性芸人のヨネダ2000が登場したことで、大会の意義が薄れてしまった。正直、『M-1』と比較すれば全体的なレベルが違い過ぎますし、『THE W』ができたことで女性芸人の認知度アップや地位向上につながっているかというと、これもビミョーです」(放送作家)
ウエストランドは『M-1』最終決戦のネタで、河本太が「M-1にはあるけどR-1にはないもの」を問うと、井口浩之が「夢」「希望」「大会の規模」「『M-1』は決勝行くだけで人生変わるけど『R-1』は何にも変わらない」とたたみかける毒舌漫才で大会を制した。『THE W』も優勝した天才ピアニストが今年ブレイクを果たし、「夢」と「希望」があることを証明できなければ、大会自体が消えてしまうかも?
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