YOSHIKI、新バンドで紅白出場も…X JAPANがいまだ活動休止状態のままの理由
#YOSHIKI #ToshI #X JAPAN
世界的な人気を誇るロックバンド・X JAPANのYOSHIKIに密着した『プロフェッショナル 仕事の流儀「YOSHIKI スペシャル」』(NHK総合)が20日に放送された。
番組では1年間の交渉の末に、2019年3月から約3年半にわたりYOSHIKIに密着。イベント出演前、ピアノの基礎練習を延々と繰り返す姿や、所有しているプライベートジェットの中の様子、夜中にホテルのスポーツジムでトレーニングに励む姿など、普段は決してファンに見せなYOSHIKIの姿が映し出された。
インタビューでは本音を吐露。親友だったバンドのギタリスト・HIDEさんが1998年に亡くなった時のことを振り返り、「解散の100倍、つらかったですね」と打ち明け、「それから何かもう、何十年もたちますけど、喪失感というか、ポカンと空いてしまった穴がふさがらないというか、流血しているような、血が止まらないみたいな、そんな感じでしょうかね」と自身にとってHIDEさんがいかに大きな存在であるかをうかがわせた。
「NHKでのYOSHIKIの特番なのにもかかわらず、これまで出場した『紅白歌合戦』の映像は使用されず、おまけに、番組内ではボーカルのToshIの歌声が響き渡っていたが、その姿はまったく映らなかった。以前から不仲説がささやかれていたが、まさか、ToshIが自分の映像の使用を許諾しなかったことを報道で知って驚かされた」(音楽業界関係者)
「週刊新潮」12月22日号(新潮社)によると、同番組の編集作業が始まり、ToshIに映像の使用許可を申請したところ、ToshIサイドは拒否。NHKの幹部職員が交渉に当たったものの、どうやら徒労に終わってしまったようだ。
X JAPANは2018年10月以降、活動休止状態にある。それでも、ToshI以外のメンバーたちは交流しているようだが、YOSHIKIとToshIの関係が悪化したのには、それなりの理由があったという。
「X JAPANは2007年の再結成後、メンバー個々がリーダーのYOSHIKIが統括する音楽出版社と契約する『契約方式』に変更。2017年に契約が切れたが、ほかのメンバーが契約を更新したなか、ToshIだけは更新しなかった。ギャラの未払いなどがあったことがその理由で、2018年までのX JAPANとしての活動は、コンサートや曲ごとに契約する『都度契約』にしていたようだ。しかし都度契約では面倒なこともあってか、YOSHIKIがそのうちオファーをしなくなり、その結果、バンドでの活動は休止状態になってしまった。ToshIはソロでも稼げているので、もはやバンドとは決別したのでは」(レコード会社関係者)
YOSHIKIは11月、HYDE、SUGIZO、MIYAVIを集めてのスーパーバンド「THE LAST ROCKSTARS」を結成。おおみそかの『第73回NHK紅白歌合戦』に特別企画枠で出場し、1月にはデビュー公演を行うことも発表されている。今月13日のHIDEさんの誕生日には「X JAPANは障害だらけだけど心配しなくていいよ。俺がHIDEのいる天国に行くまでには色々実現させるよ」と宣言していたYOSHIKIだが、X JAPANの活動再開はしばらくは見ることはできなさそうだ。
Happy birthday HIDE!
XJAPAN は障害だらけだけど心配しなくていいよ。俺が #HIDE のいる天国に行くまでには色々実現させるよ#RIP?
No worries XJAPAN is riddled with obstacles, but I'll make it happen by the time I get to heaven..HIDE's place#YOSHIKIhttps://t.co/QKAuR8mQb8#XJAPAN pic.twitter.com/qknQ8ZNVck— Yoshiki@YoshikiOfficial) December 13, 2022
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