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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > なにわ男子に歌番組「口パク」批判集まる

なにわ男子、キンプリの生歌直後に「また口パク」で波紋…“歌うま”メンバーいるのになぜ?

なにわ男子、キンプリの生歌直後に「また口パク」で波紋…“歌うま”メンバーいるのになぜ?の画像
なにわ男子

 TBS系音楽特番『CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間SP』が19日に生放送され、オープニングのスペシャルメドレーでKing & Princeとなにわ男子の競演が実現した。しかし、King & Princeは生歌を披露した一方、なにわ男子に対しては「口パク」ではないかという指摘が視聴者から相次ぎ、事務所の活動方針に疑問の声が集まっている。

 番組では、最初にKing & Princeが「君とメリークリスマス」と「Lovin’ you」をメドレーで披露。メンバーがそれぞれのソロパートで美声を響かせ、途中で声がかすれるなど明らかにCD音源などとは違うもので、誰が聴いても生歌だとわかるパフォーマンスだった。

 続けて、なにわ男子が「#MerryChristmas(ハッシュメリークリスマス)」を披露したが、視聴者から「あれ、なにわ男子は口パクなの?」「キンプリは生歌だったのに同じジャニーズでも統一しないんだね」といった声が相次いだ。King & Princeの生歌の直後だったので、余計に違和感が際立ってしまったようだ。

 なにわ男子といえば、デビュー当初から「口パク」疑惑がささやかれていた。今月7日に生出演したフジテレビ系音楽特番『2022 FNS歌謡祭』でも、なにわ男子と人気デュオ・ゆずのコラボステージに対して「ゆずは生歌なのに、なにわ男子は口パク&音源かぶせだね」「コラボで片方だけ口パクって斬新」といった指摘が続出。「ゆずに失礼では」という声まであがっていた。

 なにわ男子はそうした経緯もあって「口パク」のイメージが強まっているのだが、今回の番組ではファンが驚く異変があった。なにわ男子は20時台にシングル曲「The Answer」を披露したが、こちらは「音源と違う…少なくとも大橋くんのパートは確実に生歌だったよね?」「音源かぶせもあったけど生歌だったと思う」「うますぎて生歌と口パクの判別難しいレベルなんだけど」といったコメントが続出したのだ。どうやら、同じ番組で曲によって口パクと生歌を分けるという演出になっていた可能性があるようだ。

 音楽番組では、暗黙の了解としてダンスの激しい曲は「口パクにする」ということがよくある。だが、今回は明らかに口パクだったとみられる「#MerryChristmas」よりも、生歌パートがあったと指摘されている「The Answer」のほうが振り付けが激しく、ファンも「どういうこと?」「なんでオープニングだけ口パクにしたの?」などと意図を図りかねているようだ。

 なにわ男子は、幼少期から歌とダンスのスパルタ教育を受けて小学5年生の時に『青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ』(フジテレビ系)に出演したこともある大橋和也をはじめ、2019年の「ジャニーズJr.8・8祭り」で大橋と共に“歌選抜”に起用されていた高橋恭平、長い下積みで磨かれた確かな歌唱力と甘い歌声を持つ藤原丈一郎、低音の美しさに定評がある西畑大吾など、実は“歌うま”メンバーが少なくない。実際、なにわ男子はコンサートで生歌を披露しているが、ファンからは「生歌でも大きく音を外すことがほとんどない」「みんな生歌が安定してる」などと高評価されている。

 それなのにデビューからテレビ出演時に「口パク」をずっと続けてきたのは、ジャニーズ事務所あるいは所属レーベル・J Stormの方針ではないかともいわれている。一説には「生歌でミスして評判を下げるより、口パクのほうがいい」といった理由があるのではないかとみられているが、むしろ現状では、せっかく歌がうまいメンバーがいるのに「どうせ口パクでしょ」と思われてイメージダウンになっている。

 今回の生歌とみられるパートでも、高い歌唱力を発揮していたメンバーたち。もしこのまま生歌路線へと舵を切っていけば「いつも口パク」というグループのイメージを変えることができそうだが、事務所側はどんな方針をとるのだろうか。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/12/20 21:00
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