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鈴木福、慶應合格で“知性派枠”入りも…「芦田愛菜レベル」のコメント力求められるワケ

鈴木福、慶應合格で“知性派枠”入りも…「芦田愛菜レベル」のコメント力求められるワケの画像
鈴木福

 2011年放送のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)にて「マルマル、モリモリ♪」と歌って踊っていた少年が来春から大学生になるというのだから、時が経つのも早いわけだ。

 『ZIP!』(日本テレビ系)内で9月まで放送された、お笑いコンビ・錦鯉の半生を描く朝ドラ『泳げ!ニシキゴイ』で渡辺隆の中高生時代を演じていたことも記憶に新しい俳優の鈴木福が、11月上旬に国内屈指の超名門私立大学に合格したと、発売中の「女性セブン」2022年12月8日号(小学館)が報じている。

 鈴木は、書類選考と面接によって多面的、総合的に評価されるAO入試を受験し、およそ10倍とされる倍率を突破して見事合格したのだという。そして鈴木が合格した大学は、マルモリコンビの相方・芦田愛菜が現在通っている大学附属高校の母体となる大学なのだとか。

「『女性セブン』の報道では学校名は伏せられていましたが、芦田が通っているのが慶應義塾女子高等学校なのは有名な話。つまり鈴木が合格したのが慶應大学で間違いないでしょう。聞くところによると、SFC(湘南藤沢キャンパス)にある学部だという話です。医学部進学の噂もある芦田がそのまま慶應大に上がるかは不明ですが、『女性セブン』では医学部に行く予定はなく、エスカレーター式に慶応大に進学するとしているため、もしかするとキャンパスで再会なんてこともあるかもしれませんね」(芸能ライター)

 鈴木が芦田と同じ大学を選んだことには、一部では「芦田を追いかけたのでは?」といった声も聞かれるが、テレビ関係者がこう語る。

「鈴木が芦田の活躍に刺激を受けていたことは事実でしょう。元々読書家で聡明な芦田ですが、優秀な成績をキープしながら『星の子』『メタモルフォーゼの縁側』といった主演映画もこなしている。CM女王の座についたほど好感度が高く、『慶應』の肩書がつくことで知的なイメージがさらにアップ。鈴木も学業との両立を掲げており、芦田と同じ路線で行きたいはずです」

 むしろ芦田より鈴木のほうが“知性派タレント”の冠を必要としているとの見方もある。

「俳優業以外でも、音楽番組『CDTV ライブ! ライブ!』(TBS系)から報道番組『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)までさまざまな番組に不定期出演しており、Eテレの『NHK高校講座 化学基礎』や、NHKラジオ第2の『中高生の基礎英語 in English』といった教育系への出演にも力を入れています。『バンキシャ』以外にも、今年7月には『池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京系)に18歳代表として出演して池上彰と議論を交わしたり、中京テレビ『キャッチ!』でSDGsをテーマとした不定期コーナー『鈴木福のしあわせ羅針盤』を持ったりと、政治や社会問題にも強い関心を持っています。来年からは“慶大生”としてますます知性派の面が打ち出されていくのでは。低予算ということで昨今急増しているクイズ番組でも“慶大生”のブランドは発揮しやすいですしね」(前出・テレビ関係者)

 もっとも、同じ慶應大卒のタレントの中には、大学のブランドに実力が追いついていないと指摘される人も……。

「今年3月に慶応大法学部を卒業したトラウデン直美は、在学中の昨年5月に『Mr.サンデー』(フジテレビ系列)に出演した際、東京五輪開催の是非について意見を求められ、『反対』のフリップを掲げていたにもかかわらず、アスリートは事前に準備をしているとして『もうオリンピックは始まってるんじゃないかって思う』『もう始まっているけど対策どうするの?って聞いたほうがいいような気がします』と焦点のぼやけた回答をし、MCの宮根誠司にスルーされたことが話題になりました。

 2015年に環境情報学部を卒業したトリンドル玲奈も、昨年3月末から『ひるおび!』(TBS系)の曜日コメンテーターを務めていますが、優勝した力士について聞かれれば『同じ29歳で、すごいなあと思いました』、新型コロナのワクチン接種が進まない状況について意見を聞かれると、『政府はどうしているのか? もっと早くしてほしい』などと、コメントが薄っぺらいと視聴者から失笑されています。トラウデンもトリンドルも、どちらもいわゆるAO入試タイプの総合型選抜で合格した人たちですが、『慶応のブランドを下げている』といった批判の声も出ており、同じくAO入試で合格した鈴木にはちゃんとした“慶応クオリティ”のコメント力が求められることになりそうです」(前出・芸能ライター)

 いまだに世間ではマルモリイメージが強いだけに、“芦田レベル”でないと厳しい声が飛び交うかもしれない?

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/11/29 09:00
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