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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 平野紫耀『クロサギ』台詞が現実とリンク

平野紫耀にアイドル論、サブスク、“移籍”を語らせ…『クロサギ』が意味深すぎ?

平野紫耀にアイドル論、サブスク、“移籍”を語らせ…『クロサギ』が意味深すぎ?の画像
『クロサギ』(Paravi配信ページより)

 King & Princeの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が来年5月22日をもってグループを脱退し、いずれも来年中に事務所も退所する意向を発表した衝撃のニュースがいまだ尾を引いているなか、現在放送中のTBS系金曜ドラマ『クロサギ』における主演の平野のセリフが「意味深」と一部で注目が集まっている。

 「詐欺師を騙す詐欺師」が主人公の『クロサギ』は、かつて山下智久主演で2006年にドラマ化・2008年に映画化もされた同名マンガが原作で、今回は二度目の実写化。原作は2003年から2008年まで「週刊ヤングサンデー」(小学館)に連載されたあと、『新クロサギ』『クロサギ再起動』などの形で連載が続いており、2022年の日本を舞台にしたこのドラマ『クロサギ』令和版は、当時まだ原作が完結していなかった山下版とは違い、『新クロサギ』などの設定やエピソードも反映されている。

 しかし、平野のセリフが意味深というのはどういうことか。

「10月28日放送の第2話は、アイドルに会わせるとして金を騙し取る『出会い工作詐欺』が話のメインでした。被害者女性が“推し活”について熱心に語る場面もありましたが、その女性に対して主人公・黒崎が、ファンの思いはアイドル側に『一生伝わらない』と断言しつつ、『すごいことじゃん。その人が幸せになれば自分も幸せになる。そんな存在がいるなんて』と“推し活”を肯定。さらに、アイドルはファンの『幸せのために頑張ってる』という“アイドル論”まで飛び出し、これをトップアイドルの平野さんに言わせるか!と話題になったのですが、11月4日に平野さんの脱退・退所予定が発表されたため、『先週の黒崎のセリフ、改めてえぐられる』『ティアラ(King & Princeファン)の思い伝わっていなかったのかな』といった声や、『あのセリフどういう感情で言ったの…』などと平野さんの心情を慮る人もいましたね」(女性誌記者)

 脱退・退所発表の直前に放送された第3話も、ある部分が現実とリンクするようだったという。

「この回では知的財産詐欺が扱われ、黒崎は音楽出版社の代表を装ってあくどい詐欺師を見事騙したのですが、その際、自分が多くのアーティストの原盤権を保有しているとし、『配信やサブスクで、海外も含めて展開しようと思ってるんです』と説明。ジャニーズといえば、King & Princeを含めほとんどの楽曲がデジタル配信されていない状況のため、『ジャニーズにサブスクの説明させるの、ちょっと皮肉っぽい』といった反応も。そしてこの第3話放送後にあの発表があったわけですが、平野さんは脱退・退所理由に海外進出をめぐる意見の相違を挙げていました。奇しくも『クロサギ』で黒崎は、権利を持っている楽曲の海外展開について相談していたわけで、偶然とはいえちょっとゾっとしましたよ」(同)

 こうなると第4話も気になるところだが……。

「話のツカミとして『ヘッドハンティング詐欺』が登場。その説明として“スカウト”、“優秀な人材を引っこ抜く”、“移籍”といったワードが黒崎の口から飛び出しました。平野さんの退所をめぐっては、平野さんの母親が『本人は歌や踊りが好きなので、今後も何かしら表舞台には立つと思う』と『週刊文春』(文藝春秋)の取材に対して話したとされており、ジャニーズを離れて“再出発”するものと見られています。特に直前には滝沢秀明元副社長の突然の退任発表もあったので、滝沢さんから声を掛けられているとの憶測も広がってますからね……」(同)

 さすがにここまで来るとこじつけのようにも思えるが、そうとも言えない“証言”もあるようだ。

「原作で作画を担当する黒丸氏が、平野の発表の翌朝、『「辛くてもう #クロサギ 観れない」と思う方もいるかも。その気持ちも想像できます』とファンの心情を慮りつつ、『私は今後の展開も結末も知ってるので(※原作のですが)言えるんですが、なんというか…物凄いシンクロ率なんですよ』とツイート。『きっと何かを受け取れる、信じられる、希望を持てるドラマになると思います』『ひょっとしたら、ほら、伝説のドラマになっちゃうかも なんてね』と続けており、ドラマの内容が平野本人と重なって見えるようなものになることは十分にありえます」(同)

 山下版に続いて、“ジャニーズ退所者”が主演となったドラマ『クロサギ』。はたして平野版はどのような結末を迎えるのだろうか。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2022/11/14 09:00
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