ジャニーズ事務所、退所ドミノ再びで…業界内で注目される“最後の砦”の去就
#ジャニーズ事務所
King & Princeから来年にも平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3名が脱退し、ジャニーズ事務所も退所することが4日夜に発表され、各メディアが大々的に報じた。
発表によると、平野、岸、神宮寺の3名は2023年5月22日をもってグループを脱退。平野と神宮寺は同日に事務所を退所し、夏に主演映画『Gメン』の公開を控える岸は秋に退所予定とのこと。King & Princeはデビュー日の5月23日より、残る永瀬廉と高橋海人の2人体制で活動を続けていくという。
昨年から「今後のKing & Princeのグループとしての活動だけではなく、それぞれの人生について」話し合いが何度も持たれたといい、その中で「海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向」が異なっていることが今回の決断の理由だと説明されている。
「各メディアはジャニーズ事務所の“大本営発表”で記事を書いているが、藤島ジュリー景子社長の体制下で募らせていた不満が限界に達したことは想像に難くない。高給取りと思われているジャニーズだが、基本、月給制で世間が思っているほどの高級ではないこともメンバーたちの不満の種となったようだ」(芸能記者)
ジャニーズといえば今月1日、滝沢秀明氏が退社したことを公表したばかり。
滝沢氏はもともとタレントだったが、2018年をもって芸能活動を終了し、2019年1月にジャニーズJr.のプロデュースを主に行うジャニーズアイランドの社長に就任、同年9月にジャニーズ事務所の取締役副社長に就任して、SixTONESやSnow Manなどをデビューさせた。発表によれば、今年9月中旬に、10月末での退任の意向が滝沢氏から示されたといい、慰留したものの本人の意志が固く、退任となったという。あわせて、ジャニーズアイランドの後任社長は、V6元メンバーの井ノ原快彦が就任したことが発表された。
「滝沢氏はもともとジュリー社長との確執がささやかれていたが、ついに決裂。各スポーツ紙には後任の井ノ原のコメントは掲載されたが、滝沢氏本人のコメントは掲載されず。事務所側は円満退社を強調しているが、一部報道によれば、退任の意向は9月中旬に弁護士を通じて伝えられ、9月26日の役員会で早々にジャニーズアイランド社長退任が承認されており、本当に“慰留”したのかも怪しい。双方で弁護士を立てて条件面を協議しているともいわれており、現状ではどこのメディアが直撃しても退所の真相は明かさないだろうし、“整理”がつくまでは表舞台に出てくることもないだろう」(同)
滝沢氏、そしてキンプリと退所ラッシュが続いていることで、業界内では「次の退所組」がまことしやかに噂されているが、一方で所属タレントよりも去就が注目されている人物がいる。滝沢氏とともに2019年9月に副社長に就任した白波瀬傑氏だ。
「滝沢氏の退任にともない、ジュリー氏に継ぐナンバー2に。白波瀬氏は長年、広報のトップとしてさまざまなスキャンダルに対応して来たジャニーズの功労者で、ジャニーズ帝国を築いた故ジャニー喜多川氏、故メリー喜多川氏からも絶大な信頼を置かれていた。その反面、ジュリー氏との関係は微妙だと言われ、すでに70歳を超えていることもあって数年前から勇退を示唆していたが、広報の後任が育たず、なかなか身を引けない状況のまま。タレントたちからの信頼も厚く、創業家のジャニー・メリー体制を知る唯一の役員であり、今やジャニーズの“最後の砦”と言われている。業界では白波瀬氏がジャニーズを去った時こそジャニーズ帝国の崩壊が本当に始まると見られている」(テレビ局関係者)
ジャニーズの激震はまだまだ続きそうだ。
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