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キンプリ分裂…平野紫耀はツアーラストに泣いていた 「涙の意味がわかった」とファン落胆

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King & Prince・平野紫耀は来年5月に退所

 11月4日、King & Princeの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太がジャニーズ事務所を退社するとの衝撃的な発表があった。

 平野主演ドラマ『クロサギ』(TBS系)放送後、23時にジャニーズ事務所が正式に発表をした。平野、岸、神宮寺の3人は2023年5月22日をもってグループを脱退。平野と神宮寺は同日をもって事務所も退所し、岸は同年秋に退所予定となっている。デビュー5周年の記念日となる2023年5月23日からは、King & Princeは残る永瀬廉と高橋海人の2人のユニットとして活動を継続していくという。

 発表では、昨年から今後についての話し合いがスタッフも交えて行われていたこと、その中で「海外での活動をはじめとして、それぞれの目指したい方向が異なってきている」ことがきっかけとなってこの決断となったことが明かされた。

 この突然の発表に多くのファンが驚きと共に悲しむ中、「あの涙の意味がわかった」「こういうことだったのか……」と納得する声も上がっているという。

「事務所の発表では、今年7月から10月まで全国7都市33公演行われたアリーナツアーを楽しんでもらうために、ツアー後の発表を予定していたと説明されていますが、ツアー千秋楽の予定だった10月16日の福岡公演で、ダブルアンコールの際に珍しく平野さんが涙を流し、会場がどよめきました。しかも、平野さんはよくコンサートの最後はファンに向けて『死ぬなよ』と言うのですが、今回はなぜか『元気でね』と言っていたようで、平野さんが涙した理由に不安を覚え、何かあったのか……と心配する声が続出したんです。多忙すぎるあまり、少し情緒不安定になったのではと体調を心配する人が当時は多かったのですが、改めて考えると退所がすでに決まっていたからですよね……」(アイドル誌記者)

 King & Princeといえば、2018年5月のデビュー当時は6人組だったが、同年10月にパニック障害の治療に専念するため活動休止。そのまま復帰することなく、2021年3月に脱退・退所した。

「退所後もたびたび、お互いに変わらぬ関係性を“匂わせる”行動を主にSNSを中心に行っていましたが、今年に入ってからはこれが顕著に。8月には、岩橋さんが自身の大阪公演とキンプリの大阪公演でかぶっている日があることに言及し、キンプリのメンバーカラーが点灯する自身のペンライトをキンプリ公演に持って行くよう呼びかけたこともありました。9月には『自分の人生を支える大切な8曲』の1曲としてキンプリの楽曲をピックアップ10月には、それぞれの仕事の関係でキンプリ5人と岩橋さんが鈴鹿サーキットで鉢合い、席は離れていたものの一緒に写真に収まろうとする場面が目撃されました。退所者との交流を積極的にアピールする姿に、ジャニーズ事務所が変化しつつあるのではと好意的に受け止める人もいましたが、すでにグループの“分裂”が決まっていたことを考えると、事務所の意向を気にせず、“あえて”やっていた可能性もありそうです」(同)

 ファンクラブで公開された動画でメンバー自ら語ったところによれば、平野と岸は、故・ジャニー喜多川氏が夢見た海外進出を遂げたかったものの、年齢的にこれから海外進出は難しい、遅いと判断し、平野は目標を見失ってしまったという。神宮寺は、岩橋が脱退した件もあり、次に脱退するメンバーが出たら自分も脱退すると決めていたと明かした。

「キンプリはどういう曲をやるか自分たちから積極的に提案していて、特に昨年の『Magic Touch』や今年の『ichiban』といった“攻めた”楽曲は平野さんの趣味だったと言われています。一方で、永瀬廉さん主演ドラマの主題歌だった『TraceTrace』はボカロPの作詞作曲でしたが、これは永瀬さんの提案だったのでは?と言われてますね。アルバム『Made in』に収録された永瀬さんと神宮寺さんのユニット曲もボカロPが手がけていましたから。王道路線じゃない楽曲が増え、キンプリはいい意味で幅の広さを見せ始めたと思ってましたが、こういうところにも“目指したい方向”の違いはあったのかもしれません」(同)

 まさかのキンプリの分裂劇。それにしても『クロサギ』は、“主演がジャニーズ事務所を退所するドラマ”となってしまったようだ。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2022/11/07 10:44
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