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木村拓哉、「ぎふ信長まつり」騒動も追い風で…主演映画公開に向けて年末年始のテレビは“キムタク尽くし”?

木村拓哉、「ぎふ信長まつり」騒動も追い風で…主演映画公開に向けて年末年始のテレビは“キムタク尽くし”?の画像
木村拓哉(写真/Getty Imagesより)

 木村拓哉が、11月5日・6日に岐阜市で3年ぶりに開催される「ぎふ信長まつり」にスペシャルゲストとして登場することが9月28日に発表され、大きな話題となっている。

 岐阜市の秋の恒例の催しである「ぎふ信長まつり」の目玉となるのが、織田信長が先頭の騎馬武者行列。信長役は通常、一般公募だが、2009年には岐阜市出身の伊藤英明がボランティアで信長役を務めたこともあり、このときは2日間で約50万人が来場し、過去一番の記録となった。

 今回は木村が織田信長役で主演する東映70周年記念映画『レジェンド&バタフライ』(2023年1月27日公開)のプロモーションを兼ねて、木村が騎馬武者行列の信長役を務めることになった。映画で共演している伊藤から「ぎふ信長まつり」の話を聞き、東映を通じて参加を打診したという。

 騎馬武者行列は6日に行われる予定で、伊藤も映画で演じている役に扮して参加。岐阜市市長は「3年ぶりの騎馬武者行列に木村さんと伊藤さんが参加することはとてもうれしいこと」と喜びのコメントを出したが、1万5000人の観覧枠には応募が殺到。自由に撮影OKと発表されたこともあり、すでに岐阜市の人口40万人を上回る58万人以上の応募が寄せられているという。応募は20日まで受け付けている。

 一方、想定以上の反響に市は対応に追われている。急きょ警備計画を急ぎ用意し、警備費用として約3150万円を盛り込んだ補正予算案を9月の定例市議会に提出。騎馬武者行列のポスターなどがネットオークションに大量に出品されるなど、騒動となっている。

「木村にとってネガティブな報道なら、所属するジャニーズ事務所からストップがかかったはずだが、今回の現象はキムタクの相変わらずの人気ぶりを証明するものので、ジャニーズとして大いにやってもらいたいネタ。おそらく、当日のパレードでの現地の“キムタクフィーバー”ぶりも中継などを入れて大々的に報じられることになるだろう」(民放キー局の情報番組スタッフ)

 東映社長が総製作費20億円と明かし、「稟議に判を押す時、手が震えました」と言うほどの一大プロジェクト。綾瀬はるかがヒロイン役を務めるのに加え、伊藤英明、中谷美紀、北大路欣也、斎藤工ら豪華キャストを揃え、監督は『るろうに剣心』シリーズを大成功させた大友啓史、脚本は『コンフィデンスマンJP』シリーズの古沢良太と、これ以上ない布陣だ。東映の70周年記念作品ということもあり、失敗は許されない。そのぶんプロモーションも入念になるのだろう。主演の木村も力の入れようが違うというが、そのあたりはSNSでの発信からもうかがえるという。

「木村は15日、同日に開催された男闘呼組のライブ観覧をInstagramで報告。男闘呼組のメンバーに加え、元光GENJIの佐藤アツヒロ、生田斗真も加わった7人でのレアな集合ショットも公開し、話題になりましたが、ほぼ連日のように更新されているインスタでは、ちょくちょく『レジェンド&バタフライ』の話もしており、SNSを通じての作品PRも求められているのでしょう。

 また19日には、明石家さんまとの毎年恒例のお正月番組『さんタク』(フジテレビ系)の打ち合わせをしたと報告していますが、まだ放送するかどうか正式に発表されていない中で『さんタク』の話を持ち出すあたり、映画のPRのために年末から年始にかけての特番を中心に露出ラッシュとなることが決まっているからでしょうね。4月期の主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)がいまひとつの結果に終わった木村ですが、今回は絶対にコケられない映画とあって、“ジャニーズ事務所総出”で木村をプッシュし、年末年始のテレビは“木村尽くし”となりそうです」(同)

 映画公式サイトでも「ぎふ信長まつり」への参加が大々的にアピールされているが、まずは岐阜でのパレードがどれほど盛り上がるかが試金石となりそうだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/10/20 12:00
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