不登校YouTuberゆたぼん、“クラファン資金で旅行”に批判相次ぎ…動画再生回数も厳しい現状
#YouTuber #ゆたぼん
2017年、“不登校の自由”を主張する10歳のYouTuberとして話題になった「少年革命家」ゆたぼん。
昨年12月からは、47都道府県をまわり、不登校の子やその親と直接会うためのゆたぼん専用車「スタディ号」を準備するための資金をクラウドファンディングで募り、そこで集めた487万円の資金をもとに、今年6月から車で日本一周の旅に出ている。
現在は関東を回り切り、中部に滞在しているようだ。
「不登校の子供たちに直接会い、元気を与えたいというのが旅の目的。しかし、東京の次に訪れた神奈川の動画では『湘南サドベリースクール』というフリースクールを見学したことを報告するも、不登校の子供やその親と直接会った映像はなく、『みんな自由で最高でした!』と感想を語っただけ。その後は、横浜中華街で中華料理に舌鼓を打ち、『よこはまコスモワールド』でお化け屋敷や大観覧車などのアトラクションを楽しんでいました」(芸能ライター)
他にも、道の駅で7日連続車中泊している様子などをSNSに投稿。7月27日に公開した動画では「一泊20万円のホテルに泊まって藤原竜也に会った」とのタイトルで釣ろうとしたものの、実際には藤原竜也のモノマネ芸人と歓談しただけだった。
「毎日、遊んでいるだけで、自身が行けなかった“修学旅行”を満喫しているだけのように見えます。そのため、ネット上でも『人からもらったお金で、なにを得て誰を元気づけるんだろうか』『自分で汗水垂らして稼いだお金で日本一周するならまだわかるんだけど』などと厳しい声が飛び交っています。『一泊20万円のホテルに泊まって藤原竜也に会った』動画の再生回数もまったく伸びておらず、批判が殺到したためか、『【静岡編】ゆたぼんスタディ号で日本一周~9/47』という無難なタイトルに変更されました」(前出・芸能ライター)
一時期は100万円を超える月収があると豪語していたゆたぼんだが、ここのところYouTubeの再生数が低迷。数年前は100万回再生を超える動画も多かったが、今年に入ってもっとも再生されたのは、クラウドファンディングをめぐっての自身の発言を謝罪する「僕は間違ってました」とのタイトルの動画が記録したおよそ35万回で、最近では1万再生に満たない動画もポツポツあるようだ。6月9日配信のABEMAのバラエティ番組『迷えるとんぼちゃん』に出演した際には、極楽とんぼ・加藤浩次から収入を聞かれるも、「今はちょっと減ってきちゃって、ここはノーコメントです」と口をつぐんでいる。
あれほどまでに世間で騒がれ、知名度は抜群のゆたぼんのYouTubeチャンネルはなぜ失速してしまったのか。
「ゆたぼんがブレイクした当時は、声高に自分の考えを発信していく子どもは多くありませんでしたし、過激な物言いが議論を呼ぶことでさらに注目されていきましたが、当然ながらそのスタイルを続けることは難しく、『また何か言ってる』と飽きられ始めた。また、不登校だということを売りにしていますが、今年1月には誹謗中傷の裁判の判決文から、週の半分は学校に行っていることが明らかになっている。昨年末には亀田興毅氏が会長を務める『3150ファイトクラブ』主催のボクシング大会に参戦するなど、新たな方向性を探している印象ですが、実際移り変わりの激しい世界ですから、勉強に励んで資格を取るなり、得意なスポーツに打ち込んで結果を出すなりしないと難しいかもしれませんね」(YouTubeライター)
クラウドファンディングについて、実業家のひろゆき氏から「子どもの夢なら父親がお金を出してあげればいいと思います」と、一刀両断されていたゆたぼん。経営者との交流も多いだけに、“お遊び企画”に興じるぐらいなら、成功している実業家たちからノウハウを“スタディ”したほうが実のある時間になりそうだが……。
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